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松川事件の資料展示 11日まで福島大

福島民報 10/8(土) 11:28配信

 戦後最大の冤罪(えんざい)事件とされる松川事件の関係資料を展示した「松川資料展」は7日、福島市の福島大付属図書館で始まった。11日まで。
 NPO松川運動記念会の主催。毎年開催しているが、今回は特に松川事件関係資料の世界記憶遺産登録への関心を高める観点で企画した。福島大松川資料室が所蔵する資料約100点を出品した。
 松川事件の裁判で被告のアリバイを証明する決め手になった「諏訪メモ」と、裁判についての最高裁調査官報告書を初めて展示している。作家や文化人が公正な裁判を求めて裁判長に送った要請書や事件関係の書籍、事件の概要を解説したパネルなども並べた。松川資料室研究員の伊部正之福島大名誉教授(74)は「資料展を多くの人に見てもらい、世界記憶遺産登録への機運を高めたい」と話している。
 資料展は午前10時から午後5時(最終日は午後3時)まで。入場無料。
 「松川資料ユネスコ世界記憶遺産登録を推進する会」が登録準備を進めている。登録は2年に1度で、平成29年3月から6月にかけての申請を目指している。

福島民報社

最終更新:10/8(土) 11:34

福島民報