ここから本文です

苦しい由伸監督「ノーガード乱打戦」覚悟

東スポWeb 10/8(土) 13:40配信

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)が8日、開幕。巨人・高橋由伸監督(41)は、大一番を前にした7日「頑張ります」と気勢を上げた。ただ大黒柱の菅野智之投手(26)の離脱で、台所事情は苦しい。

 初戦を翌日に控えた7日、巨人ナインは東京ドームで最終調整に励んだ。DeNAを本拠で迎え撃つ由伸監督は、グラウンドで大勢の報道陣に囲まれ前日会見。注目は2日連続で練習に姿を見せなかった菅野の状態だ。

 指揮官として初のCSへ臨む心境については「開幕とは多少違いますけどね。今年すべてが初めてなので、選手の時とは違う緊張感が多少あります」と語ったが、菅野の状態について質問が及ぶと険しい表情に一変。発熱との情報が流れたことにも「どうやってそういう話になったのか知らないですけど、ご自由に」と詳細は語らなかった。

 ホームで戦えるのはアドバンテージだが、強気に構える余裕はない。DeNAには6連敗で終えるなど、今季10勝14敗1分けと負け越した。なかでも最後の2連戦の後味は最悪だった。攻撃陣は2戦で9点を奪ったが、投手陣が9被弾、18失点と大炎上。相手の破壊力をまざまざと見せつけられた。

 加えて今回はエースが目前離脱のアクシデント。それだけに、攻撃陣は悲壮感に似た決意を固めている。主砲の阿部は菅野の離脱について「新聞で知った。アイツに(ポストシーズンで)投げさせてあげたい」と語ると「ノーガードの打ち合いになっても勝てるように」と乱打戦を覚悟。村田も「あっちも打つチーム。打たないことには点は入らない。野球は点取り合戦なので、心してやりたい」と宣言した。

 今季のチーム防御率は昨季の2.78から3.45に跳ね上がった。対DeNAに限れば、セ5球団相手ではワーストの4.21。単純計算で5点以上取らなければ勝てない相手との対戦は、野手陣にとってプレッシャーだ。

 実は球団内でも、最後まで安定感を欠いた投手部門への不満がここのところ高まっている。この日も練習に姿を見せなかった菅野について、尾花投手コーチは「ノーコメント」としたが、チーム関係者は「理由がどうあれ、投手陣を整備できなかったのはコーチの責任問題。これでシーズン中のように、また打ち合いで敗退することにでもなれば、投手部門の誰かに矛先が向くのは避けられないだろう」と話した。

 攻撃陣がいかに気勢を上げようと、筒香を中心とした今年のベイ打線と正面から殴り合っては分が悪い。エース離脱の緊急事態だからこそベンチのやりくり手腕が試されるが、結果は果たして――。

最終更新:10/8(土) 13:40

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]