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ダルビッシュ大炎上 まさか4被弾5失点

東スポWeb 10/8(土) 16:43配信

【テキサス州アーリントン7日(日本時間8日)発】レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)はブルージェイズとのア・リーグ地区シリーズ第2戦に先発、自己ワーストの4本塁打を浴びて5回を5安打5失点で敗戦投手となった。本拠地で2敗して王手をかけられたレンジャーズは後がなくなった。

 前日、大敗を喫しての第2戦。ダルビッシュは勝利を期待する満員のファンから「ユー」の声援に送られてマウンドに登った。ポストシーズン先発は2012年のワイルドカードゲーム以来、2度目だ。この時は敗戦投手になった。シリーズの流れを引き寄せるためにも絶対負けられない。初回はその気合通り、この日最速の158キロを含むフォーシームを主体に強打のブルージェイズ打線を8球で三者凡退に片付けた。

 ところが2回、先頭バティスタに四球を与え、一死一塁で6番トロウィツキーに2ボールから3球目の154キロのフォーシームを左中間席へ運ばれ2点を先制された。

 3回と4回は無失点に切り抜けたが、5回に落とし穴が待っていた。先頭ピラーに内角高めのボール球を強引に引っ張られ、左翼ポール際へ放り込まれた。一死後、1番カレラに甘い外寄りの速球を右中間席へ。さらに二死無走者で3番エンカーナシオンに内角速球をライナーで左翼席最前列へ叩き込まれた。

 ダルビッシュの1イニング3被弾、1試合で4発浴びるのはともに日米通じて初だ。それ以上にショックなのは4本塁打が全てフォーシームを捉えられたこと。完全な力負けだ。ダルビッシュは「ストライクゾーンにちょっと困っていた。ランナーがいないところでもどんどん真っすぐを狙っていたので、そこを相手にうまく打たれたなという感じです。真っすぐ主体でちょっと行きすぎたのかなとは思います」と反省した。

 4被弾に対しては「特別調子が悪かったわけじゃないです。シーズン中でもたまにいきなり4失点、5失点というのはある。まあ野球ですからそういうことも起きますし、それよりもこれ以上点をあげないようにと思っていました」。淡々とした口調の裏に悔しさがにじんだ。

 初戦から2連敗したレンジャーズ。二枚看板がKOされ、この日はブルージェイズの6安打を大きく上回る13安打しながら13残塁と打線も機能していない。絶体絶命だ。敵地で2連勝して2勝2敗のタイに持ち込むことができれば、中4日でダルビッシュは第5戦に先発するだろう。「シーズン中と同じく、いつもの調整をする以外にはないと思うので、それだけです」。右腕にリベンジの機会は訪れるのか。

最終更新:10/8(土) 16:43

東スポWeb