ここから本文です

準備宿泊来月1日から 浪江 政府と町、方針固める

福島民報 10/8(土) 11:59配信

 政府と福島県の浪江町は、東京電力福島第一原発事故に伴う同町の避難指示解除準備、居住制限両区域で11月1日から避難指示解除に向けて長期滞在できる準備宿泊を始める方針を固めた。7日、二本松市の町役場二本松事務所で開かれた町議会全員協議会で、政府原子力災害現地対策本部の後藤収副本部長が示した。

 上下水道、電気などがほぼ復旧し、27日に仮設商業施設がオープンすることなどを踏まえて決めた。町は平成29年3月の避難指示解除を目指しており、準備宿泊は解除まで継続する。11日に行政区長に対する説明をした後、正式決定する。
 全員協議会では、準備宿泊開始に合わせ郵便物の集配が再開されることなどが示された。議員からは「準備宿泊の開始は29年3月に避難指示を解除することに直結するのではないか」との声が上がったが、後藤氏は「解除時期については改めて協議する」とした。
 全員協議会後、馬場有町長は「住民がいつでも戻って来られる環境をつくりたい」と述べた。
 9月1日から26日まで実施した特例宿泊では約270人が町内に宿泊した。

福島民報社

最終更新:10/8(土) 12:15

福島民報