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メルセデス・ベンツが新ブランド「EQ」を立ち上げ!EVでHV車やディーゼル車と価格も同等の計画

オートックワン 10/8(土) 13:40配信

どうやら東京オリンピック開催される頃から、電気自動車の本格的な普及が始まるかもしれない。

レクサスRXサイズのメルセデス・ベンツ「EQ」のSUVモデル(画像18枚)

あまり大きなニュースになっていないものの、パリサロンでメルセデス・ベンツは『EQ』とネーミングされた電気自動車専門のブランドを立ち上げると発表したのである。テスラのドイツ版と理解すれば間違いないだろう。

パリサロンで発表されたコンセプトカーは、ボルボXC60やレクサスRXと同等サイズの売れ筋ミドルサイズSUVで、車両価格4万9千ユーロ(邦貨560万円)程度とアナウンスされた。

現在のディーゼル車やハイブリッド車とほとんど同じ価格をイメージしていただければいい。フル充電時の走行可能距離500kmと十分。

2020年の発売を予定しているという。欧米の「2020年モデル」は2019年秋のことだから、3年後ということになる。

実はメルセデス・ベンツ以外の自動車メーカーも2020年あたり航続距離500km程度の電気自動車を出す計画を皆さん立てている。もちろん日産自動車だって同じような性能を持つ新型車を開発中らしい。

ナゼか?理由は二つ。

まずアメリカのZEV規制(排気ガスを全く出さないクルマを一定量販売せよ、という法規)が厳しくなり、いよいよ航続距離の長い電気自動車を多数販売しなければならない。

航続距離200km程度の電気自動車はZEVにカウントされないし、実用性を考えれば500km程度の航続距離が必要。

二つ目が「電池の性能や寿命を延ばすための技術は今より2ランクくらい進む」ためである。

2011年に発売された日産リーフは当初24kWhという容量の電池を搭載していたが、今は同じスペースに30kWhの電池を積む。

どうやら最新の電池なら40kWh程度搭載できるようだ。40kWh積めば300kmの実用航続距離を実現可能。

そして3年後に実用化される次世代の電池であれば、50~60kWh程度の容量を持たせられるという。これだけ容量があれば、カタログ上の航続距離で500km。実用的な航続距離で400km近い性能を持たせられることだろう。

しかも価格は現在のディーゼル車やハイブリッド車と大差ない。電池価格も大幅に下がることを意味する。

電気自動車のエネルギーコストはガソリン車の8分の1前後。ハイブリッド車やディーゼル車と比べても半分以下で済む。

車両価格が同等ならトータルコストで圧倒的有利になる。しかも400kmの実用航続距離を確保できれば、外出先で充電することも不用。

電気自動車の普及がイッキに加速することだろう。

[Text:国沢光宏]

最終更新:10/8(土) 13:40

オートックワン

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