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ワカバ初のベスト盤、選曲テーマは「大事な人へのまっすぐな想い」

MusicVoice 10/8(土) 6:54配信

 今年3月に無期限の活動休止を決めた音楽ユニットのワカバ。聴く者の心を打つ、想いを真っ直ぐに込めた歌で人気を集めた。そんな彼らの軌跡の一部、2006年から2016年までの10年間で発表してきた楽曲から厳選して、在籍していたレコード会社・喝采から自身初のベストアルバム『ワカバ ベストセレクション 2006-2016 きみがため』が10月26日に発売される。今回は選曲基準に「大事な人へのまっすぐな想い」というテーマを掲げた。

 ワカバは、ボーカル・ギターの亀田大と松井亮太、そして、作詞のみを担当する塚本伸男による音楽ユニット。2000年に専門学校の同級生だった3人で結成し、2001年にメジャーデビュー。2006年には喝采からアルバム『みんないいひと』をリリース。収録曲の「ゴジラ」はTBS系音楽番組『COUNT DOWN TV』のオープニングテーマとなった。

 今年3月の活動休止以降、メンバーそれぞれが活躍する中、彼らの功績を改めて一つの作品集としてまとめようと立案されたのが今回のベストアルバムの制作だ。人気アニメのタイアップ曲となった「明日、僕は君に会いに行く。」と「ZEROからはじまめるストーリー」、シリアスな曲「あかり」、2015年のシングル「見せたいもの」など代表曲、人気曲を収録される。また、未発表のスタジオライブバージョンのほか、ボーナストラックとしてライブの音源から人気曲2曲を追加収録。全16曲の収録時間74分のボリュームとなっている。

■「大事な人へのまっすぐな想い」

 彼らはこれまでに、バラエティに富んだ楽曲を発表してきた。どれもが聴く者の心を打つ楽曲だ。そのため1枚にまとめるための選曲作業は難しかったという。今回の制作に携わった関係者によると、年代順に並べたり、シングルカットを中心にしたりといった選曲方法ではなく、まず「テーマ」を立案し、そのテーマに沿って選曲を進めた。その選曲基準となるテーマは「大事な人へのまっすぐな想い」だ。

 ワカバのメンバーは全員が介護福祉士の資格を持ち、「生」と「死」に真摯に向き合ってきた経験がある。友情や勇気、恋心や優しさ、そして、共に生きていくこと、これらを念頭に考えた。ワカバが歌ってきた応援歌であったり、切ない想い、人に寄り添うこと、そんな温もりのある楽曲を中心に考えたテーマが「大事な人へのまっすぐな想い」だった。このテーマのもとに選曲を進めた。

 タイトルの「きみがため」は、百人一首にある句「きみがため をしからざりし いのちさへながくもがなと おもひけるかな」(後拾遺集/藤原義孝)から。「きみ」は恋しいあなただけではなく、家族や祖父母、友人やファン。ワカバの人にやさしい楽曲と歌詞、メンバーのひたむきさやまっすぐな気持ちが、この句に通じると思い、タイトルの一部にしたという。

 また、「ボーナストラックというよりは“オマケ”」だというボーナストラックには、最後のライブとなった2016年3月27日のライブテイクから「ぎゅっと」「トートバッグ」を収録。ストリートライブをやっていた頃から親しまれてきたファンには馴染みある楽曲で、当日、ライブを見ることのできなかったファンへも届くことを期待しての収録だという。

最終更新:10/8(土) 6:54

MusicVoice