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デビューから急速に進化した格闘の天才、村田夏南子は「RIZINの希望の星」となるか

AbemaTIMES 10/8(土) 12:00配信

「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント 開幕戦」は、久しぶりの地上波ゴールデンタイムの格闘技中継ということもあり、放送後の反響は非常に大きく一応の成果も実感できる内容だった。特に世界的にブームとなっている女子MMAに関してはこれから対世界を見据えた成長も見込めるのでは?という期待も膨らんだ。中でも「RIZINの申し子」と呼んでも過言ではない村田夏南子の存在は要注目だ。
元レスリング日本代表で、“吉田沙保里を追い込んだ”村田夏南子の急成長はRIZIN発足の中で「最も早い成果」といえるだろう。今年の4月に「RIZIN1」でデビューし、たった5ヶ月間で4連勝と破竹の勢いで急成長を遂げている。

3R判定勝ちとなったキーラ・バタラ戦。前半からスタンドでバタラと打ち合い、軽快なステップからロー、強いパンチのコンビネーションと速い展開をみせ、堂々と打ち合いながら一本背負いから得意の寝技への攻防、パウンド攻撃。スタンドでの膝、リング中央までリフトしての投げからパウンドなど攻撃パターンの多彩さも光った。
3R総じて攻め続けても、なお切れないスタミナも驚異的だ、全てで圧倒しつつも最後決めきれなかったのはMMA経験豊富な柔術ファイター、バタラの「唯一の抵抗」ではあったが、柔術マスター、エディ・ブラボー門下生相手の完封勝利は、4月のデビュー戦でのひたすら押さえつけての判定勝ちとは全く意味合いが違う。

デビュー戦のナタリア・デニソヴァ戦は試合開始早々とテイクダウンに成功し、終始押さえ込むという形で判定勝利。レスリングをベースの選手としては強みを活かし手っ取り早い方法で勝利したという印象で、時折みせるパウンドの技術は発展途上だったが、次戦では打撃へフォーカスした戦いを身に着けて行く。

2戦目となるカリフォルニアで開催された「KOTC(キング・オブ・ケイジ)」ではマイア・スティーヴンソンにパウンドで3R TKO勝ち。3戦目の「Girls S-cup2016 ~七夕ジョシカク祭り~」ではキックボクサーのイローナ・ワイマンを1R 再びパウンドでTKO。特に3戦目に関しては相手を殴り続けての完封勝利とMMAファイターとしての素質を十分に感じさせる内容の試合だったが、4戦目の急成長ぶりはインパクトある勝ち方をした前の試合を軽く凌駕していた。

4戦目を迎えるにあたりIQレスラーこと桜庭和志の指南を受けた村田。実際実戦でも投げから素早いアームロックへの移行など「桜庭イズム」を体現するようなシーンが数多くみられその吸収力や飲み込みの速さは目を見張るものがある。

今年に入りUFCでもメイン級の扱いが増え目覚ましい発展を遂げている女子MMAの世界。女子バンタム級の絶対王者だったロンダ・ラウジーが、キックボクサーのホーリー・ホルムに敗れて以降、レスリングのミーシャ・テイトから、グレイシーの流れを組む柔術ファイター、アマンダ・ヌネスなど王座は目まぐるしく交代している。
レスリングでの才能をベースに全方位でのスキルを身に着けつつある村田がどこまで強くなるのか?12月の「RIZIN」が今から楽しみだ。

最終更新:10/8(土) 12:00

AbemaTIMES

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