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ターンテーブルをハックしたらシンセになった。その名も「シンテーブリズム」

ギズモード・ジャパン 10/8(土) 12:10配信

誰得需要ハックシリーズ。

ターンテーブルをキュッキュすると音もキュッキュします。このキュッキュ音はレコードから出ている音なワケですが、どうにかこうにかしてその出音をシンセサイザーにしてみたのが、Synthtopiaがテンション高めに紹介しているこちらのSYNTABLISM(シンテーブリズム)とやらです。

動画はこちら:https://youtu.be/7pjJ8QMI-T0

発案者のsircut1200さんによるデモを見ていただいたわけですが、これはシンセサイザーの音をターンテーブルとクロスフェーダーでコントロールしているのがユニークな点となっています。いわゆる普通のトラックではなくドラムパターンと垂れ流れるシンセの音しか聞こえません。なるほど…なんだこれは。

一体どのように作ってるの?という人のために、非常に丁寧なセッティングの解説動画も公開しています。むしろこっちが本命ともいえるボリューム。

動画はこちら:https://youtu.be/zoAp1yhOmi0

はじめにアナログ・モノフォニック・シンセサイザーMiniBruteとアナログ・セミモジュラー・シンセサイザーKRAFTZWERGを複雑にパッチングしてますが、タンテを使えばもっと簡単にできるよとのこと。では頑張って図解してみましょう、合ってなかったらごめんなさい。

その前に簡単なアナログシンセ基礎知識として、CV/GATEを説明します。CVはControl Voltage(電圧)のことで音高を表す信号、GATEは信号の通っている時間を表します。鍵盤でいうピッチがCVで、押している時間がGATEと考えて下さい。

なのでCVを動かせば音程が変化し、GATEを開けば音が出るという認識になります。それぞれが個別に動作しているので、CVだけ、GATEだけを取り出すといったことも可能なのがアナログシンセ、モジュラーシンセの魅力です。

まず1ch側のターンテーブルのオーディオ信号をピッチ変調のためのCV、つまり回転による周波数→電圧に変換します。ターンテーブルのヘッドフォン端子をピッチを変調させるモジュールにインプットし、あとは通常のモジュラーシンセのようにパッチング。これでターンテーブルの速度=ピッチの変調(電圧の変調)になります。

GATEはミキサーのオーディオ信号で制御。2ch側のターンテーブルは回しっぱにして音を垂れ流します。エンベロープモジュールにマスターアウトを通しCVに変換して、オーディオ信号→エンベロープに変換。これでフェーダーの制御で音が鳴ったり止んだりするようになりました。2系統出して一方はVCA(アンプ)のCVに、一方はフィルターを制御するCVに送っています。

最終パッチング図はこのような感じ。長々と書いたもののこの理解であってるのかは自信ないマンですので、機材一式を所有されてる人はぜひ実験と報告をお待ちしています。

source: YouTube 1, 2 via Synthtopia

(ヤマダユウス型)

最終更新:10/8(土) 12:10

ギズモード・ジャパン