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初の女性署長が誕生、県警秋の異動 虐待など人身安全、テロ対策強化

埼玉新聞 10/8(土) 10:30配信

 埼玉県警は7日、秋の定期人事異動を内示した。異動対象者は前年同期から175人増の662人。所属長級の異動は5人で、県警初の女性署長として少年課長の杉崎恵子警視を大宮西署長に登用する。組織体制では、ストーカーや児童虐待などの人身安全関連事案対策、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて国際テロ対策を強化する。発令は17日。

 県警によると、女性署長の誕生は北海道警、警視庁、茨城県警、神奈川県警、愛知県警、京都府警、兵庫県警に続き全国8番目。県警は女性警察官の割合を現在の9・2%から、18年度までに10%へと引き上げる目標を掲げており、「今後も女性幹部を積極的に登用しつつ、女性が働きやすい環境を整えていきたい」としている。

 ほかの所属長級人事は、空席だったさいたま市警察部副部長に、第1方面本部副本部長の相見和弘警視を充て、後任に大宮西署長の山田正広警視が就任。少年課長は刑事部管理官の斎藤正士警視、後任に捜査1課検視調査室長の赤星誠警視が就く。

 認知件数が高止まりしている人身安全関連事案対策として、武南署と春日部署の生活安全課に新たに課長代理の警部を各1人置くほか、浦和署や上尾署など10署にも巡査を各1人配置する。国際テロ対策強化では、外事課内の国際テロリズム対策室を15人増員、51人体制に強化する。

 県警の秋の定期人事異動は例年、9月に内示される。県警によると、今年5月に開催された主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の警備で応援部隊を派遣したため昇任試験が約1カ月遅れ、10月の内示となった。

最終更新:10/8(土) 10:30

埼玉新聞