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横浜舞台の短編最新作 映画館スタッフが脚本

カナロコ by 神奈川新聞 10/8(土) 13:47配信

 横浜を舞台にした短編映画シリーズ「Life works」(ライフワークス)の最新作に、上映館の一つシネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区)で働く女性が脚本で参加した。「映画と映画館をもっと身近に感じてほしい」と製作スタッフに加わり、作品として結実させた。

 28日まで上映中の「教会の、その前の」(10分40秒)の脚本を担ったのは、同館を運営するエデュイットジャパン(同区)社員、澤千尋さん(35)=同市都筑区。2015年1月に始まったライフワークスに感激し、主宰者で監督・俳優の利重(りじゅう)剛(ごう)さんに参加を申し出た。

 脚本の舞台は保土ケ谷区のカトリック教会。父親をみとった姉と戸惑う弟の会話からなる小さな物語だ。姉弟を演じたのは映画「私たちのハァハァ」の脚本、監督を担った舘(だて)そらみさんと松居大悟さん。

 もう一つの上映館である横浜シネマリン(中区)で7日、舞台あいさつした澤さんは「上映中は映写室にいて、自分の作品が毎回見られるのはうれしい」。10年の伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞で短編の部大賞の実績もあるだけに、「今後は港湾労働者や船乗りといった横浜の男性像を描きたい」と意欲を語った。

 ライフワークスは市内各地でロケを行い、ささやかな人間ドラマを俳優と市民らが演じる。本編前の“おまけ”として両館で無料上映している。問い合わせはジャック&ベティ電話045(243)9800、シネマリン電話045(341)3180。

最終更新:10/8(土) 13:47

カナロコ by 神奈川新聞