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カタール王族、ドイツ銀持ち株を最大25%に買い増し検討-関係者

Bloomberg 10/8(土) 1:53配信

カタールの王族がドイツ銀行の持ち株比率を最大25%に引き上げることを検討している。事情を知る複数の関係者が明らかにした。

情報が公開されていないことから匿名を希望した関係者によると、カタール王族で元首相のハマド・ビン・ジャシム氏、そのいとこで元首長のハマド・ビン・ハリファ氏が現在約10%保有するドイツ銀行株の買い増しを模索している。最終的な合意にはまだ達していない。

ドイツ銀行の広報担当者はコメントを控えた。王族である両氏の代理人とは連絡がとれていない。

カタール王族は他の投資家とともに、ドイツ銀行に対する支配を強められる規模にまで持ち株比率を高めることを考えていると、ドイツ誌シュピーゲルが7日、情報源を明かさずに報じた。この株式取得が実現すると、経営陣の陣容が変わる可能性もあるという。

ドイツ銀行の株価は年初来で46%下落し、9月26日には上場来安値となる10.55ユーロで引けた。7日終値は12.09ユーロで、これに基づく時価総額は167億ユーロ(約1兆9200億円)。

ブルームバーグがまとめたデータによると、同行大株主にはカタール王族のほか、ブラックロック、ノルウェー中央銀行などが名を連ねる。カタールは2014年、ドイツ銀の資本を強化するため約17億5000万ユーロを注入した。

原題:Qatar Said to Weigh Increasing Deutsche Bank Stake to Up to 25%(抜粋)

Dinesh Nair, Ruth David

最終更新:10/8(土) 1:53

Bloomberg