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欧州株(7日):3日続落、根強い米利上げ観測で-週間でも下げる

Bloomberg 10/8(土) 1:59配信

7日の欧州株式市場では指標のストックス欧州600指数が3日続落し、週間ベースでも値下がりした。9月の米雇用者数の伸びが予想を下回ったものの、米当局が年内に利上げに動くとの観測は根強い。

ストックス欧州600指数は前日比0.9%安の339.64で終了。業種別では鉱業を除く全ての指数が下げた。米国の9月の非農業部門雇用者数は前月比15万6000人増とエコノミスト予想を下回る伸びとなったものの、8月は上方修正された。最近発表された力強い内容の経済指標で追加利上げの見通しが強まったのに加え、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和策を縮小するとの懸念も広がっている。

MPPM(独エップシュタイン)のギレルモ・ヘルナンデス・サンペレ氏は、米雇用統計は「米利上げ観測を変えるには十分ではなかった。8月も上方修正された」とし、「景気支援で中銀ができることには限度がある。支援ではなく、成長を織り込み始める必要がある」と語った。ストックス600指数は週間ベースで約1%安と、ここ5週間で4回目の下げとなった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチが7日明らかにしたリポートによると、欧州株式投資ファンドの資金純流出入は過去最長の35週連続となった。

英FTSE100指数はこの日0.6%高と、2015年につけた終値ベースの過去最高値まで1%以内に接近した。BHPビリトンやアングロ・アメリカンなどの鉱業株の上げが目立った。鉱業銘柄の投資判断をBofAが買い推奨したことが好感された。

一方、バラット・デベロップメンツやボビス・ホームズ・グループなどの英不動産株が安い。英銀ロイズ・バンキング・グループの住宅金融部門ハリファクスの発表によれば、9月まで3カ月間の英住宅価格の伸びがさらに鈍化した。

原題:Losses Deepen in Europe Stocks on Growing Bets for Fed Rate Hike(抜粋)

Namitha Jagadeesh, Roxana Zega

最終更新:10/8(土) 1:59

Bloomberg

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