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さらなるフィーバー必至! 4年後へ出た「五輪パレード改革案」

東スポWeb 10/9(日) 6:41配信

 リオデジャネイロ五輪・パラリンピックの日本代表選手団メダリスト合同パレードが7日、東京都内で行われた。体操男子団体&個人総合金メダルの内村航平(27=コナミスポーツ)らをひと目見ようと約80万人が詰めかけ、銀座~日本橋は熱狂の渦に。一方でやっとの思いで駆けつけながら、お目当ての選手を全く見ることができない悲劇も続出。さらなる大フィーバー必至の2020年東京五輪に向け、“パレード改革”を訴える声が上がった。

 東京・銀座8丁目交差点から日本橋室町までの中央通り約2.5キロが、大勢の観覧者で埋め尽くされた。地上だけではなく、ビルの上にも人、人、人…。2階建てバスや大型トレーラーに分乗した選手に「内村選手~」「伊調(馨)選手~」と声援が飛んだ。

 最も人気があったのは内村で、至るところで女性ファンの黄色い声援を受けた。内村は「4年前より距離が長くなり、すごくたくさんの人に来てもらえた。うれしかった。スーパースターになった気分です」と満面の笑みを浮かべた。

 4年前のロンドン五輪で初めてパレードが行われた。前回の1キロより距離が延び、沿道に集まった人も約50万人から約80万人に増えた。大成功…かに思えるが「このままじゃダメ。4年後はもっとやりようがある!」と語気を強めるのが、元日本オリンピック委員会(JOC)副会長の日本レスリング協会・福田富昭会長(74)だ。早くから女子レスリングに目をつけ、現在の隆盛をつくった発想力と行動力の人はこう力説する。

「あれだけたくさんの人に来てもらってるのに、1回すーっと通るだけじゃダメでしょ。わざわざ遠方から来てくれている人もいるのに。距離も遠すぎる。警備面で難しいことは分かっている。でも、せめて往復するとか、距離を変えるとか、2020年の時はもっとやりようがあると思っています」

 確かにたった一度通過するだけでは、運悪くお目当ての選手と反対側にいたファンは、当人がバスに乗っていたのかどうかも分からない状況だ。実際、早朝に地方から上京して最前列に陣取りながら、選手と反対側だったため姿を見られず涙したファンもいた。せめて往復すれば、確実に姿をとらえることはできる。

 2020年東京五輪・パラリンピックでは、地元開催の効果はもちろん、メダリストが増えることが予想される。さらに多数の選手とファンが集まり、空前の大フィーバーとなることは必至だけに、パレードも“改革”する必要があるということだ。

 内村は「4年後も出られるなら頑張りたいし、(競泳金メダルの)萩野(公介)くんもスーパースターになっていると思うし、自分も(パレードを)やる予定なので、もっと盛大にやれるようにしたい」と意欲を燃やした。4年後は「アスリートファースト」を尊重しながらファン目線も大切にしなければならない。

最終更新:10/9(日) 6:49

東スポWeb

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