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ハロウィンが日本で定着した理由

ZUU online 10/9(日) 6:10配信

いよいよ実りの秋到来。街で大きなかぼちゃを見かけるようになると、今年もハロウィンがやってきます。「Trick or Treat(お菓子をくれないと、いたずらするよ!)」と思い思いの仮装をした子ども達が、お菓子を楽しみに家々を回ることで知られていますが、日本は欧米と違って大人も仮装してイベントやパーティーに参加する光景がよく見られます。

■そもそもハロウィンとは?

すっかり普及しつつあるハロウィンですが、一体いつから始まったのでしょうか。ハロウィンは、そもそもヨーロッパの行事に由来するもので秋の収穫祭が起源だと言われています。

ハロウィンの日である10月31日は、キリスト教の「万聖節」の前夜祭です。万聖節は、今は亡き聖人達を祭るカトリックの行事ですが、その前日が「All Hallow's Eve」、これが「Halloween(ハロウィン)」と呼ばれるようになったと言われています。お化けや魔女などの仮装、家々でお菓子をもらう子ども達、かぼちゃのランタン……このような光景は、こうした信仰や習慣の名残だと言えるでしょう。

日本ではヨーロッパなどのような風習はありませんが、企業などがキャンペーンやイベントとして積極的に取り入れ、次第に行事として定着したと言えます。

■ハロウィンに対する行動意識

秋が近づくと、ハロウィンのかぼちゃのイラストやポスターが目に留まるようになります。お菓子やケーキ、レストランのメニューなど、ハロウィンにちなんだ商品が店頭に並ぶほか、毎年開催されるイベントやキャンペーンも行われますが、ハロウィンの消費行動はどうなのでしょうか?

ハロウィンでの行動意識に目を向けると20歳以上の男女約7万3,000人に調査した「ハロウィンに関するアンケート調査(サッポロビール株式会社)」では、ハロウィンに合わせて何らかの楽しみ方をする人が60%以上と、日本全国で老若男女を問わず楽しまれる程に普及してきました。

では、実際ハロウィンで何をするのでしょうか。このアンケート調査の結果では、ハロウィンの楽しみ方には年代で差がありますが、パーティーや仮装・コスプレに関しては若年層ほど高い傾向が見られます。

● 「あなたはハロウィンで何をしたいですか?」(複数回答可)
                全体    20代    30代
1. かぼちゃ料理を作る     14.4%   17.3%   16.2%
2. ハロウィンパーティーをする 11.1%   21.5%   18.0%
3. ハロウィングッズを購入する 10.5%   15.2%   14.7%
4. 飾りつけをする        9.3%   11.5%   13.2%
5. 仮装やコスプレをする     3.9%   12.1%    8.1%
(出典「ハロウィンに関するアンケート調査」サッポロビール株式会社より)

■理由は「SNS」の登場と日常化

日本でも秋の恒例行事となりつつあるハロウィンですが、なぜこれほど日本で広まったのでしょうか? ハロウィンが知られるきっかけとして東京ディズニーランドのイベントなどが思い浮かびます。

一方、これだけ普及した背景にはSNSの存在が欠かせません。お化けや魔女などに扮した仮装姿や、パーティーの様子、かわいいグッズやお気に入りのキャラクター商品などの写真は、やはり目に留まりやすいものです。こうした日常の出来事をSNSにアップして楽しむという習慣が、ハロウィンをここまで成長させたのでしょう。

テーマパークをはじめとして、デパートや商店街でのセールやイベントなど、地域活性化にも一役買っているハロウィン。クリスマスと比べると市場規模はまだ小さいとは言え、その規模は大きくなっています。子どもから大人まで、それぞれの楽しみ方で楽しめる日本のハロウィン。今後益々成長が期待できそうです。(提供:お金のキャンパス)

最終更新:10/9(日) 6:10

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