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【珍スポット追跡】無人廃虚で売られる「タマネギ」の怪

東スポWeb 10/9(日) 10:01配信

 岐阜県本巣市の廃虚となったはずの巨大ショッピングモールで、タマネギが無人販売されているという。岐阜市在住のツイッターユーザー「よごれん」さんが発見したもので、廃虚マニアの間で話題になりそうだ。その真相を追った。

「9月上旬、暇つぶしで廃虚となったショッピングモールの周りを散策していると、1か所だけ自動ドアが開いたんです。中に入ってみると、電気はついているし、冷房も効いていました」と語るのはよごれんさん。

 廃虚となったショッピングモール内部は、閉店した店舗が連なっているだけだ。ところが…。

「しばらく歩いて行ってみると、タマネギの無人販売所があったんです。ここは、すでに廃虚となって1年くらいたち、地元の人は近づこうとはしません。タマネギは1玉100円で、15個くらいありました。その脇には、お金を入れる箱もあったのですが、1円も入っていませんでした」(よごれんさん)

 問題の無人販売所があったのは「LCワールド本巣」(岐阜県本巣市)というショッピングモールの本館1階部分。1階の売り場面積は6000坪ほどあり、かつては100店近くのテナントが入っていた。1992年に開店し、最盛期には活気あふれるショッピングモールだったが、2015年に閉店したという。

「よく見ると、値段表に『トミダヤ』って書いてあるんですよね。地元では知られた食料品スーパーなのですが、ここは『真正店』という店舗だそうです」
 1玉100円というのも割高すぎる。一般のスーパーでは3個100円ぐらいで販売されている。本気で販売する気はなさそうなのだ。

「タマネギは、日持ちするから、放置しておくにはいいのかもしれませんね。店舗の契約上の問題があるのかもしれませんけど『営業している』という既成事実を作るためにタマネギを置いているのではないでしょうか?」とよごれんさん。

 現在、LCワールド本巣の本館で営業しているのは、タマネギの無人販売所と化したトミダヤ真正店1店舗のみ。ショッピングモールだったのに開いているドアは1か所で、広大な駐車場には車は1台も止まっておらず、まさか誰も営業しているとは思わず、廃虚扱いされていた。

 そこで、本紙は株式会社トミダヤの本部(岐阜県瑞穂市)に聞いてみた。すると…。

「取材はNGにしているんですよね。タマネギはごく普通のものです。キュウリやサトイモなどと違って日持ちがするので、これを置いています。1玉100円で売っていますが、利益は求めていないです。まだしばらくやっていますよ」

 ちゃんとした店舗なのだという。近隣で今後、珍スポットになりそうだ。

最終更新:10/9(日) 10:01

東スポWeb

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