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2度のクラッチパットを決めたアン・ソンジュ ボミに4年前の借りを返す

ゴルフ情報ALBA.Net 10/9(日) 16:19配信

<スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日◇9日◇東名カントリークラブ(6,586ヤード・パー72)>

悪天候の戦い…史上初アマ2勝目の快挙誕生の瞬間は…?

 悪天候のため36ホールに競技が短縮された、国内女子ツアー「スタンレーレディス」の最終日。この日は第2ラウンドの残りが行われ、トータル6アンダーでフィニッシュしたアン・ソンジュ(韓国)とイ・ボミ(韓国)がプレーオフに突入。歴代賞金女王による一騎打ちを、1ホール目でバーディを奪ったアンが制し、今季2勝目、ツアー通算では22勝目を挙げた。アンは10年、14年に続きこの大会3勝目。ボミとのプレーオフは2012年の「PRGRレディス」で敗れて以来。今回はきっちり借りを返した。

 アンは中断明け10番からスタート。17番までパーを重ねると18番パー5では2メートルのバーディパットを決め、力強くガッツポーズを繰り出した。勝負どころを逃がさずプレーオフに持ち込むと、同じく18番で行われたプレーオフ1ホール目でもピン右奥から下り1.5メートルのバーディパットをねじ込み、勝負を決めた。

 今季は首の怪我やストレス性の湿疹、1か月前からは再び手首の痛みに悩まされており万全とは言えない状態だ。しかし、今季初勝利となった7月の「センチュリー21レディス」同様、勝負どころで高い集中力をみせ今回も勝利をもぎ取った。「チャンスはここ1回だけだと思って」。高い技術と心の強さ、体調に不安があってもアンはやっぱり強かった。

 先週の日本女子オープンはエントリーミスで出場できず、韓国の試合に出場した。アマチュアの畑岡奈紗の優勝はテレビ観戦。今週は勝みなみも優勝争いに加わり、「最近のアマはプロより上手い人もいる。機会があったら私も一緒に回って勉強したい」と賛辞を送っていた。しかし、さすがに2週連続は「プロとしてのプライドも少しあるので」と意地を見せた形だ。。

 今季の残り試合は「優勝できなくても、体のケアをしながら最後の試合まで戦いきる」ことが目標。プロとしての矜持、そして勝負どころの強さをみせつけたアン。体調に不安は抱えても、終盤戦もその存在感はきっと薄くはならない。

【最終結果】
優勝:アン・ソンジュ(-6)
2位:イ・ボミ(-6)
3位:福嶋浩子(-5)
4位T:ペ・ヒギョン(-4)
4位T:畑岡奈紗(-4)
4位T:辻梨恵(-4)
7位T:鈴木愛(-3)
7位T:笠りつ子(-3)
7位T:勝みなみ(-3)
7位T:松森彩夏(-3)
7位T:永井花奈(-3)
12位T:木戸愛(-2)
12位T:香妻琴乃(-2)他

(撮影:小路友博)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:10/9(日) 18:20

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