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韓米軍 北の挑発に備え警戒態勢強化=あすヤマ場

聯合ニュース 10/9(日) 17:02配信

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が朝鮮労働党創建記念日(10月10日)に合わせ、核実験や長距離ミサイル発射などの挑発を行う可能性に備え、韓米両軍は偵察機を増強するなど警戒態勢を維持している。

 韓国軍関係者は9日、「韓米軍当局は北が党創建記念日を前後して大型挑発を行う可能性があるとみて監視資産を増強して運用している」と話した。

 韓国軍はRC800やRF16などの偵察機の運用を強化。在韓米軍の高高度戦略偵察機U2の出動回数も増えた。在日米軍嘉手納基地(沖縄)に配備されている最新鋭地上監視偵察機E8Cジョイントスターズも朝鮮半島に飛来し、北朝鮮の軍事動向に関する情報を収集しているとされる。

 韓米軍当局によると、北朝鮮北東部の豊渓里の核実験場や北西部の東倉里にあるミサイル基地(西海衛星発射場)で人や車両の活発な動きが確認された。北朝鮮が中・短距離ミサイル発射実験を行う東部・元山付近でも移動式発射台(TEL)の動きが捉えられた。

 北朝鮮が豊渓里、東倉里、元山付近で同時に活発な動きを見せるのは異例で、6回目の核実験だけでなく、長距離ミサイル、中・短距離ミサイルの発射を行う可能性が高まったと言える。

 北朝鮮は今年に入り、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の誕生日(1月8日)の2日前に4回目の核実験を行い、故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日(2月16日)の前には長距離弾道ミサイルを発射するなど、重要な記念日に挑発を強行している。9月の5回目核実験も建国記念日に行われた。

 これらのほとんどが午前中に行われたことを踏まえれば、党創建記念日の10日に実施される可能性が高いとみられる。

 ただ、予想に反して挑発をしない可能性も排除できない。北朝鮮は昨年の党創建記念日にも東倉里で活発な動きを見せたが、挑発をしなかった。全世界に大きな衝撃を与える方式を好んできた北朝鮮は今回も、効果を最大化できる時期を選んで、挑発を行うとみられる。

 韓国軍関係者は「北がいつでも大型挑発に乗り出せるとみて、韓米両国軍は監視資産を総動員して警戒している」と話した。

最終更新:10/9(日) 17:03

聯合ニュース

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