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<北朝鮮写真報告>哀しき北朝鮮の女性たち9  市場で体張って闘ってきた女性たち(写真4枚)

アジアプレス・ネットワーク 10/9(日) 5:10配信

「どうやって食べてますか?」
北朝鮮に住む人たちに尋ねると、九割は「商売ですよ」と答える。

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90年代半ばに配給制度が破綻して以降、勤め先から支給される国定の給料ではまったく生活が成り立たなくなり、大量の餓死者が発生した。全国の女性たちは街に出た。闇市場で、路地で、街頭で商売を始めたのだ。

当時、商行為は御法度。売り物を当局に没収され、罰金を取られても、女性たちは商売を止めなかった。家族を食べさせるためだ。

2003年春、配給制度の復活をあきらめた金正日政権は、遂に商行為を合法化した。すると自然発生していた市場経済は瞬く間に大成長、大拡散し、多くの民衆は飢えから解放されることになった。

現在も食糧配給が出ているのは、平壌市と、特別に優待される国営企業、軍、警察、党・行政官僚くらいである。国民の大部分は、配給のない中、商行為で現金収入を得て生計を立てている。その主役が女性たちなのである。(石丸次郎)

←座り込んでパンや餅などの食品を売る女性たち。平壌中心部でも一歩裏通りに入ると庶民たちが路上で商売をしている。2011年9月平壌市にて。

←白菜かキャベツだろうか、売り物を入れた大たらいを運んでいる。頭に載せることを「イダ」といい、南北問わず朝鮮民族の習慣だ。男性はやらない。2010年6月平安南道にて。

←開場する市場に向かって大荷物を運ぶ女性。布団のようなものが見える。多く家庭は女性の商行為の収入に生計を頼る。2008年10月黄海南道海州(ヘジュ)市にて。

最終更新:10/11(火) 11:37

アジアプレス・ネットワーク

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