ここから本文です

稲垣吾郎、意味深発言?「基本が闇なんですよ」ユーモアで場を和ませる

MusicVoice 10/9(日) 1:10配信

 SMAPの稲垣吾郎(42)が8日、都内でおこなわれた、映画『少女』公開初日舞台挨拶に出席した。8月にグループ解散発表して以降、ファンの前に姿を見せるのはメンバーの中でも初めて。撮影時の様子を語るとともに、映画にちなんだ「闇」に関する質問で「基本が闇。部屋の中も闇。闇は好き」と意味深い発言した。

【写真】主演を務めた本田翼、山本美月

 映画は、湊かなえ氏の同名小説が原作。17歳の女子高生2人が「死」を知りたいという願望にとらわれ過ごす夏休みが舞台の長編ミステリー。三島有紀子氏が監督を、本田翼(由紀役)と山本美月(敦子役)が主演をそれぞれ務めた。稲垣が演じたのは、女子高生との間に起こったある事件で傷を負った老人ホームのスタッフという役柄。

 この日は、稲垣吾郎ほか、主演の本田翼・山本美月、佐藤玲、児嶋一哉、そして、三島有紀子監督と湊かなえ氏が登壇した。本田と山本らを先頭に、出演者が続々と登壇。稲垣も程なくして姿を現した。

 稲垣は、悪天候を気遣って「皆さんこんにちは、稲垣吾郎です。この様なあいにくの天気の中、お越しくださってありがとうございます」と挨拶。続けて、「この作品は人が生きていく中で、少なからず誰もが抱えている闇や心の傷みたいなものにそっと寄り添ってくれるような、素敵な作品に仕上がったと思います。僕も大好きな映画になりました」と感想を述べた。

 三島監督は、稲垣に初めて会った時の印象を「関係なく近づくと離れられてしまう。その時に『あ、高雄さん(稲垣の役名)はこういう人だ』と思った。だから全部近づかれたら離れるというお芝居をお願いしたんです」と語り、初対面の稲垣の仕草をそのまま役作りのイメージに投影した事を明かした。

 また、稲垣は「自転車を乗るところは自分でもびっくりしました。ぎこちなくママチャリ。ママチャリなんて乗ったことなかったです。実際の僕の自転車はカーボンですからね」と撮影時のエピソードを披露。観客からも大きな笑いが起きた。

 撮影したのは昨年10月の事とあって、出演者が顔を揃えたのは久しぶりだという。主演の2人については「制服姿で女子高生の役だったので、今日はもうイタリアの女優みたいな感じで(笑)」と冗談交じりに語ると「2人ともこの役を演じるのは大変で、もし自分が20代だったら乗り越えられるのかなと思う。本当に2人は役に成りきってました」と絶賛した。

 稲垣からお褒めの言葉をもらった本田だが「(緊張で稲垣と)現場ではご挨拶しか交わせていないと思います」とも。恐縮する本田に稲垣は「喋りにくいですよね、僕のオーラって。よく言われるんですけど」と自虐的な発言で笑わせた。稲垣が終始に渡るリップサービスで雰囲気を和ませていたのが印象的だった。

 話題は、もう一人の主演である山本に移った。あるシーンに手こずり、稲垣に何テイクも突き合わせてしまったことにナーバスになったというもの。当時、そんな彼女に三島監督は「大丈夫、稲垣さんは映画の事を考えていて、映画がより良くなる為だったらなんでもやってくださる方だから。もう一回頑張ろう」と声を掛けて、撮影に臨んだことを明かした。

 また、映画の内容にちなんで「闇」に関する質問も投げかけられた。「最近見た、あるいは感じた闇は何か」という問いに、稲垣は「闇ですか? 基本が闇なんですよ。部屋の中が大体が闇。キャンドルとかしかないので。うちは蛍光灯が一切NGだから暗いんです。よく占いの館みたいだって言われてますね。だから闇は好き」と語った。

 稲垣が所属するSMAPは8月13日に、事務所から年内での解散が発表された。その間、自身が出演するラジオ番組で解散を報告するとともに謝罪していた。ファンの前に姿をみせるのは解散発表して以降では初めて。解散について明確な言及はなかったものの、「闇」に関する回答で、ユーモアに溢れながらも意味深い印象を持たせていた。(取材・小池直也)

最終更新:10/9(日) 1:10

MusicVoice