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秋の瀬戸内国際芸術祭が開幕 岡山、香川の11島2港会場に

山陽新聞デジタル 10/9(日) 8:10配信

 春、夏に続き「瀬戸内国際芸術祭2016」のトリを飾る秋会期が8日、岡山、香川両県の11島2港で開幕した。本島、高見島、粟島、伊吹島を新たに加え、計186の現代アートが勢ぞろい。多くのファンらが島や港を訪れ、個性豊かな作品との出会いを楽しんだ。

 秋会期から参加した4島には、本島(丸亀市)に住民も制作に参加した長さ約90メートルのカラフルな漁網が砂浜に掲げられるなど、多くの新作が登場した。

 粟島(三豊市)では、モロッコの作家ムニール・ファトゥミさんが、小学校跡の校庭に児童像と白黒の丸太を配置したインスタレーション(空間芸術)を発表。校歌が流れる作品に、堺市東区、女性(61)は「小学生時代を思い出し、懐かしく感じた。過疎の島が元気になってほしいとの願いが込められていると思う」と話した。

 同日夕、宇野港(玉野市)では開幕を祝い、高校生や市民ら約70人でつくる「玉野SEA達歩(たっぷ)団」が、ギターとオーストラリアの伝統楽器の情感豊かな旋律に乗ってタップダンスを披露。夕闇に浮かぶ特設舞台を観客約200人が囲んだ。岡山市南区、会社員男性(36)は「初めて生で見たが大人数の演技は迫力があり、引き込まれた」と興奮気味だった。

 11月6日までの会期中、音楽ライブなど18のイベントも繰り広げられる。

最終更新:10/9(日) 8:10

山陽新聞デジタル