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近鉄飛び降り車掌問題の処分撤回を求める嘆願書 署名活動を始めた男性に話を聞く

AbemaTIMES 10/9(日) 15:44配信

先月、東大阪市の近鉄の駅で男性車掌が電車の遅れについて説明していると、乗客から「どう責任とんねん」「今すぐバスを手配しろ」等の理不尽なクレームを数多く言われ、「こんな仕事やってられるか」と自暴自棄になった車掌は、制服や帽子を投げ捨て、線路に降りて逃走するという事件が起きた。逃走した車掌はその後、およそ8mの高架から飛び降りて重症を負った。

この騒動に対し、ネット上で車掌への同情の署名が集まった。

署名を集めた男性は「電気技師 KENTARO」というネーミングで活動しており、およそ5万6300人の署名が集まった「嘆願書」を近鉄本社に送ったという。嘆願書は、車掌に対して寛大な処置をしてほしいというものだった。

今回の署名活動のきっかけや、詳しい状況について話をきいたところ、きっかけについては、「この事件をTwitterで偶然見かけ、『死なせてくれ』と言った後に8mの高さから飛び降りたことを知って、よほどのことが起きたのではないかと思った。色々調べていくにつれて車掌に同情し、署名活動を始めた」とコメントした。

また、近鉄の方に何か動きはあったかと尋ねると「近鉄に担当の方がいて、その人が事件に関するサイト上のコメントもひとつずつ熱心に見てくれていた。近鉄も今回の事件に対してとても真剣に受け止めていることが伝わってきた」と答えた。

2004年から駅員に対する暴行が急増し、年間200件を超えている。

暴行が起こった状況について、「理由もなく突然」というケースが最大の35%を占めていて、次点で「酩酊者に近づいて」が21% 、「迷惑行為を注意して」が13% 、「喧嘩の仲裁」が7% となっている。(日本民営鉄道協会 調べ)

駅員に対しての態度が明らかな社会問題となっている今、もしかするとこの嘆願書が根本的解決の一歩目になるのかもしれない。

最終更新:10/9(日) 15:44

AbemaTIMES

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