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珍しい3鉄道集結の地で「3鉄まつり」 「使えないきっぷ」販売も

乗りものニュース 10/9(日) 18:27配信

都市部では珍しくないが…

 2016年10月9日(日)、太平洋に面した岩手県大船渡市の盛(さかり)駅前をメイン会場に、三陸鉄道とJR東日本、岩手開発鉄道の3社による合同イベント「3鉄まつり」が開催されました。

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 盛駅前はJR東日本(気仙沼線BRT)と三陸鉄道(南リアス線)、そして現在は貨物列車のみ運行の岩手開発鉄道が集まる場所。都市部ではなく、ローカルでこのように3社もの鉄道会社が集まっている場所は珍しいと、JR東日本・盛駅の佐藤駅長はオープニングセレモニーで話しました。

「震災から5年半、復興まっただなか」と三陸鉄道の中村社長が言うなか開催された今回の「3鉄まつり」では、各社それぞれの企画を実施。三陸鉄道の車両基地では、本物の車両の運転体験や、「レールスター」という線路上を走るカートのようなものの乗車体験が行われています。

「20年以上前の雰囲気」特別開放 「使えないきっぷ」販売も

 メイン会場の盛駅前では、E5系「はやぶさ」などをモチーフにしたJR東日本のキャラクター「新幹線トレインジャー」のショーや、大船渡東高校太鼓部による演奏などが行われています。

 貨物輸送のみを行っている岩手開発鉄道では、機関車のデモンストレーションなどが実施されたほか、1992(平成4)年まで旅客営業も行っていた名残である、普段は入ることができないホームを開放。またかつての在庫という、厚紙の乗車券(硬券)も日付を入れずに販売されました。もちろん、使うことはできません。

「3鉄まつり」は今年で19回目。岩手開発鉄道の柳田社長は、「これからの復興に3社協力していきたい」と話しています。

恵 知仁(鉄道ライター)

最終更新:10/9(日) 20:20

乗りものニュース