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健康長寿の弁当、三芳町と淑徳大が開発 季節の味、塩分3グラム以下

埼玉新聞 10/9(日) 10:30配信

 埼玉県三芳町と淑徳大学は、同町産の野菜を使った栄養バランスの良いオリジナル弁当「SMILE弁当」を共同開発した。健康長寿事業の一環で、町民らの食生活の改善を促進するのが狙い。

 オリジナル弁当プロジェクトは、県健康長寿埼玉モデル普及促進事業の補助金を受けて着手。町が事業運営と事務局を担当。同大学看護栄養学部栄養学科4年の女子学生5人が開発した。弁当は550円。毎週水曜日、同町文化会館内福祉喫茶「ハーモニー」で販売している(要電話予約)。

 弁当は季節ごとに献立を変更。例えば、秋バージョンは主菜が蒸し鶏のパプリカソース、副菜はスパニッシュオムレツとチンゲン菜のジャコナムルあえ、サツマイモのキンピラ。主食はダイコン菜飯とゆかりご飯、胡麻ご飯。塩分3グラム以下に抑えているのが特徴だ。

 同喫茶で開かれた試食会には、林伊佐雄町長や同町の区町会や老人クラブ、民生委員ら約20人が参加。栄養バランスの取れた弁当に舌鼓を打った。

 開発に携わった同大の高尾咲恵さん(21)は「三芳の野菜を使い、色とりどりの味と栄養面に気を使った。塩分を3グラム以内に抑えているので、薄味と感じないように工夫した。成人が1日に必要とする野菜の摂取量350グラムの半分が取れるように考えた」と話していた。

 同町と同大学は2007年10月、多分野で相互協力を推進する包括協定を締結。これまで、町の管理栄養士が大学で講師を務めたり、学生が町の管理栄養士の実習に参加しているほか、町のイベントに学生がボランティア参加している。

最終更新:10/9(日) 10:30

埼玉新聞