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工芸のまち見て触れて しいのき迎賓館でフェスタ開幕

北國新聞社 10/9(日) 3:19配信

 金沢の伝統工芸の魅力を紹介する「KOGEIフェスタ!」(北國新聞社特別協力)は8日、しいのき迎賓館を中心に3日間の日程で開幕した。来場者は、職人が加賀友禅や金沢箔(はく)などを手掛ける様子を間近で見学し、藩政期から受け継がれた緻密な作業を体験した。特別企画などが開催されたまちなかの工芸店やギャラリーも巡り、「工芸のまち・金沢」を肌で感じた。

 しいのき迎賓館では、職人の工房を再現する「KOGEIシアター」が設けられた。金沢箔、加賀友禅、金沢漆器、加賀繍(ぬい)、金沢九谷、金沢仏壇、加賀象嵌(ぞうがん)の7業種の作家が制作工程を実演し、テレビモニターには作家の細やかな手作業が大きく映し出された。

 泉1丁目のパート職員、空麻里子さん(39)は、長男の一樹ちゃん(5)と、金箔貼りの工程に見入った。一樹ちゃんは「金箔はきらきらして格好良い」と声を弾ませた。

 加賀象嵌のストラップ作りや金沢仏壇の金箔押し、金沢漆器の蒔絵(まきえ)などを体験できるコーナーも設けられ、来場者が伝統工芸士の指導を受け、ものづくりの楽しさに触れた。

 しいのき緑地の「KOGEIマルシェ」では、市内外の作家ら52個人団体がブースを構え、九谷焼や山中塗などの伝統工芸品を展示販売した。金沢サクソフォンアンサンブルなどのステージ演奏もにぎわった。

 市内の工芸店など52店舗でも、イベントや期間限定の特典サービスなどが多彩に繰り広げられた。

 KOGEIフェスタ!は昨年まで開催していた「おしゃれメッセ」を発展解消し、工芸に焦点を当てて開く「KOGEIかなざわ」の一環で、同開催委員会、市、金沢クラフトビジネス創造機構が主催した。

北國新聞社

最終更新:10/9(日) 3:19

北國新聞社