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柳さん伝える機能美 11日から展示、本紙連載「暮らしとかたち」で紹介

北國新聞社 10/9(日) 3:19配信

 世界的に著名なデザイナー柳宗理(やなぎそうり)さんが北國新聞で紹介した製品を紹介する初めての企画展「柳宗理暮らしとかたち展」(北國新聞社特別協力)が11日、金沢市尾張町2丁目の柳宗理記念デザイン研究所で始まる。柳さんが優れた機能性とデザインを兼ね備えていると認めた生活用品20点を展示し、空間をおしゃれに彩って心を豊かにするよう提案した思いを伝える。

 金沢美大が開学70周年を記念して企画した。同大特別客員教授を務めた柳さんは、札幌五輪聖火台などのデザインを手掛けた。北國新聞では1963(昭和38)~64年、「暮らしとかたち」などと題した全38回の連載で、使いやすく美しい製品を掲載した。

 展示されるのは、柳さんがデザインしたスツール(いす)やはかり、食器など8点と、良品と認めた箒(ほうき)や花ばさみなど12点となっている。いすはゾウの足を意識した形で、柳さんは連載記事で柔らかな丸い形に落ち着きがあり、和室にも合うと説明している。展示品は柳工業デザイン研究会(東京)の所蔵品を借りる。

 11月6日までの前期は柳さんがデザインした製品、同8日~12月4日は柳さんが認めた製品を並べる。

 金沢美大の担当者は「県内に向けて情報発信した柳さんの思いを伝え、石川との関係を見つめ直すきっかけにしたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:10/9(日) 3:19

北國新聞社