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5戦無得点&未勝利だった京都、トンネル抜けた理由とは…?

ゲキサカ 10/9(日) 10:12配信

[10.8 J2第35節 千葉0-3京都 フクアリ]

 トンネルを抜けた。ここ5試合勝利がなく(3分2敗)、さらに無得点と沈黙が続いていた京都サンガF.C.が、前半2分の先制点を皮切りに3発零封で千葉を粉砕した。残り8試合という佳境でもぎ取った待望の勝ち点3。チームはどうやって厳しい状況を乗り越えたのだろうか――。

 京都は先発6人を入れ替えて、この一戦に臨んだ。チームを率いる石丸清隆監督は「シーズンを戦っていく中で疲れが見えている選手がいたり、勝てていない状況を考えたが、至ってシンプルに動ける選手、ゴールに対して反応できる選手を起用するため、思い切って6人代えた」と意図を説明した。

 すると、先発起用された選手が奮起する。FWイ・ヨンジェ、FWダニエル・ロビーニョがゴールという結果を残し、ボランチに入ったMFアンドレイ、最終ラインで起用されたDF内田恭兵、DF高橋祐治、DF本多勇喜が体を張った粘り強い守備で千葉の攻撃をはね返し続け、3-0の完封勝利へと導いた。「試合に出た選手が先発を外れた選手の分まで一生懸命やろうという気持ちが生まれ、今日の勝利をものにできた」と説明するのはFWエスクデロ競飛王。メンバーのテコ入れは奏功したと言える。

 そして、石丸監督は“前へ”の推進力を選手たちに説いた。「大事にボールを繋ごうという意識が強くて、若干サッカーが遅くなっていた。サッカーの原則となる『ゴールを目指す』ところをシンプルに形にしようと、選手全員のベクトルを合わせた」。

 指揮官の言葉を選手たちは体現。前線の守備から好循環が生まれ、素早い攻守の切り替えから一気にゴールを陥れた。前半2分の先制点は中盤でボールを奪うと、イ・ヨンジェ、エスクデロと素早くつないで最後はMF堀米勇輝がネットを揺らし、同24分の追加点は相手のミスを見逃さずにボールを強奪したイ・ヨンジェがGKまでかわしてゴールを陥れた。気持ちの入った守備を見せたエスクデロは「最後まで誰一人サボることなく、戦い続けることができた」と胸を張り、石丸監督も「全体的に前への推進力が蘇り、うまく得点に結び付いた」と振り返った。

「プレーオフは絶対。あきらめないで最後までやりたい」(エスクデロ)。京都は現在、7位に7差をつけてプレーオフ圏内となる6位をキープする。6試合ぶりの勝利となったものの、守備は3試合連続無失点と好調を維持。この試合でJ2通算100試合出場を達成したDF菅沼駿哉は、プレーオフ圏内を守り抜くためにも、引き続き「ゼロにこだわる」と気を引き締めた。

最終更新:10/9(日) 10:31

ゲキサカ

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