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2階席へカート運ぶエレベーター 写真特集・さよならキャセイ747-400(2 アッパーデッキ編)

Aviation Wire 10/10(月) 12:11配信

 第1回メインデッキ編からの続き。ジャンボの愛称で親しまれたボーイング747型機は日本の航空会社から旅客型は姿を消し、貨物型と政府専用機のみとなった。10月1日、香港のキャセイパシフィック航空(CPA/CX)が運航する747-400も、ラストフライトを迎え、8日には社員向けチャリティーフライトがビクトリアハーバー周辺で行われ、香港の乳がん財団に全額が寄付された。

 キャセイパシフィック航空のジャンボ最終便となったのは、羽田発香港行きCX543便(登録番号B-HUJ)。乗客354人(うち幼児3人)とパイロット2人、客室乗務員17人を乗せ、定刻の午前10時35分に羽田を出発した。国際線ターミナル屋上の展望デッキには多くのファンがカメラを手に集まり、747-400によるラストフライトを見送った。

 座席数は359席。メインデッキ(1階席)がファーストクラス9席、ビジネスクラス24席、プレミアムエコノミークラス26席、エコノミークラス278席、アッパーデッキ(2階席)がビジネスクラス22席だった。

 747の大きな特徴であるアッパーデッキは、航空会社や投入路線により、配置するクラスはさまざま。最終便に投入された機体では、ビジネスクラスが1列あたり2席(1席-1席配列)がレイアウトされていた。

 このエリアには、コックピットやギャレー(厨房設備)、ラバトリー(化粧室)のほか、1階席から2階席へサービスカートを運ぶエレベーターもギャレー内にある。機内食やドリンク類などを積んだカートだけが収まる小さなエレベーターた。

 また、コックピットにあるエンジンの推力を変化させるスラストレバーも、エンジンが4基ある747は4本ある。双発機が主体となったいま、スラストレバーが4本ある機体は珍しい存在となってしまった。キャセイパシフィック航空は、747-400のエンジンに英ロールス・ロイス製RB211を採用した。

 今回の特集では、このアッパーデッキを取り上げる。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:10/10(月) 12:14

Aviation Wire