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【シンガポール】英ポンド、対Sドルで過去最安値を記録

NNA 10/10(月) 11:30配信

 7日の外国為替市場で英ポンドが急落し、シンガポールドルに対しては一時、過去最安値を付けた。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念の影響のほか、誤発注の可能性などが取り沙汰されている。8日付ストレーツ・タイムズが伝えた。
 7日朝、ポンドの対シンガポールドル相場は前日比約7%安の1ポンド=1.6093Sドルを付け、史上最安値を更新。この下げ幅は、英国の国民投票でEU離脱が決まった6月24日に記録した6.8%安を上回る水準だ。ただ、その後にポンドは持ち直し、この日は1ポンド=1.69Sドルほどで取引を終えた。
 ポンドは対米ドルでも前日比約9%安の1ポンド=1.1491米ドルまで下落した後、1.2354米ドル付近の水準まで回復した。
 ポンドの急落は、シンガポール時間午前7時すぎのアジア市場で発生。オランド仏大統領が「EUは英国との交渉に厳しい姿勢で臨むべき」と発言したとの報道や、東京市場でのファットフィンガー(キーの押し間違えによるディーラーの誤注文)が引き金になったとの見方がある。ポンド取引の商いが薄い早朝だったことも、値動きを増幅した可能性が指摘されている。

最終更新:10/10(月) 11:30

NNA