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【英国】金融機関への苦情件数、2.6%減少 PPI絡みが5割弱占める

NNA 10/10(月) 11:45配信

 英国で上半期(1~6月)に申し立てられた金融機関への苦情は約205万件となり、昨年下半期から2.6%減少した。うち最も多かったのは返済保障保険(PPI)に絡むもので、92万7,631件と0.5%減ったものの、依然として全体の45%を占めている。金融行為監督機構(FCA)が明らかにした。
 苦情件数は過去最高を記録した2012年の水準からは4割減少。上半期に苦情の対象となった銀行や保険会社、金融業者などは2,796社で、前の6ヵ月から横ばいだった。FCAが消費者の言い分を認めた割合は全体の57%と3ポイント上昇している。
 一方、当期に消費者に支払われた補償は19億6,000万ポンドと、0.8%落ち込んだ。なお、PPI関連の補償は2011年からの総額で242億ポンドに達しており、大手銀の引当金は合わせて300億ポンドを超えている。
 PPIに次いで多かったのは当座預金関連の苦情で、40万7,954件と10%減少。他には、損害保険(30万903件)やクレジットカード(12万9,770件)に関する苦情が上位を占める。
 金融機関別に見ると、苦情が最も多かったのはバークレイズの28万7,463件で3%増加。これにロイズ・バンキング・グループの21万3,163件(7%減)が続く。3位はバンク・オブ・スコットランドの17万3,646件(5%減)、4位はHSBCホールディングスの12万4,891件(3%増)、5位はナショナル・ウェストミンスター銀行(ナットウェスト)の12万1,197件(10%減)だった。

最終更新:10/10(月) 11:45

NNA