ここから本文です

韓米 朝鮮半島全海域で初の大規模連合訓練=北挑発に備え

聯合ニュース 10/10(月) 12:02配信

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が朝鮮労働党創建記念日(10月10日)に合わせ、核実験や長距離ミサイル発射などの挑発を行うことが予想される中、韓国と米国の両海軍が初めてとなる朝鮮半島全海域での大規模連合訓練を開始した。

 

 15日まで実施される訓練「2016不屈の意志」は東海、黄海、済州島周辺などの南海で行われている。海軍関係者によると、対北朝鮮武力示威を目的に韓米海上連合軍が朝鮮半島全海域で同時に訓練を実施するのは今回が初めて。両軍は2010年に2回、東海と黄海で大規模な武力示威を行った。韓国海軍哨戒艦「天安」を撃沈し、延坪島を砲撃した北朝鮮への警告メッセージの意味合いがあった。

 北朝鮮の核とミサイル開発能力の高まりを受け、今回の訓練はそのときよりも訓練海域をさらに拡大し攻勢的なレベルに引き上げた。

 東海と黄海では北朝鮮の特殊作戦部隊撃滅に向けた「対特殊戦部隊作戦(MCSOF)訓練」が実施されるほか、西南海域では米国の原子力空母ロナルド・レーガンを中心とする空母強襲団訓練が行われる。

 韓国海軍は今回の連合訓練について、「海上武力抑止、対潜戦、対空戦、対地精密攻撃訓練、空母護送作戦などの実戦的な訓練を通じ、両国海軍の相互運用性と連合作戦遂行能力を高める計画だ」と説明した。

 MCSOF訓練は海上から侵入する敵を初期段階で撃滅するためのもの。

 約20万人の北朝鮮特殊戦部隊要員がホバークラフトなどに乗船し密かに韓国に上陸すれば韓国社会に多大な混乱を引き起こすため、大規模捜索兵力が動員される。

 併せて、北朝鮮軍が上陸する前に探知し撃滅することが重要になるため、韓国艦艇約40隻と米艦艇7隻、両軍海上哨戒機などが投入される。

 ただ、空母を東海と黄海の前線に配備せず後方に待機させるのは、中国などの周辺国を刺激したくないとする米国側の意向によるものだとする観測も出ている。

 米国側はロナルド・レーガン以外に今回の訓練に参加している艦艇の名前を非公開にしている。

最終更新:10/10(月) 12:44

聯合ニュース

なぜ今? 首相主導の働き方改革