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ロイター トロントの金融タワー内にテクノロジーラボ開設

ZUU online 10/10(月) 18:40配信

国際大手情報企業、トムソン・ロイターがカナダのトロントにテクノロジーラボを開設するほか、ブロックチェーン・プラットフォームの開発に着手するなど、精力的に新分野への進出に取り組んでいる。

「トロント・テクノロジー・センター(TTC)」はカナダの金融地区にそびえ立つ、30階建ての高層ビル、ブレムナー・タワー内にオープンする予定で、別名サウスコア・ファイナンシャル・センター(SFC)とも呼ばれる金融タワーの新たな情報発信地となりそうだ。

■イーサリアム用身分確認システム「ブラックワンID」も開発中

TTCの開設目的は、コグニティブ・コンピューティング(コンピューターが自己学習した内容に基づき、大量のデータを瞬時に分析するシステム)、ビジュアライゼーション(可視化情報化)、ユーザーエキスペリエンス、クラウド開発など、最先端のテクノロジーに焦点をあてた研究を進めることである。

10月中旬からこれらの分野で人材を確保し、最終的には1500人の技術者の雇用を計画している。来年にはジム・スミスCEOとステファン・ベローCOOが本社のあるニューヨークからトロントへ拠点を移すほか、今後数年かけて管理部門も移動させ、現地でも人材を補充するという熱のいれようだ。

ロイターは米国際大手業として知られているが、実際はカナダの情報持ち株会社、ウッドブリッジカンパニーの傘下にある。そうした背景から、スミスCEOはカナダがロイターにとって地元であるだけではなく、国際レベルの技術者を集結したエコシステムが構成された、世界屈指のテクノロジー国である点を強調。「TTCの誕生がカナダにおける革命ハブの、さらなる成長促進に貢献する」と確信している。

ロイターのテクノロジー分野への急進出には目覚ましいものがある。開発者がブロックチェーン・データにアクセスし、身分確認を行うことが可能なプラットフォーム「ブラックワンID」の開発も同時進行させている。

「ブラックワンID」はイーサリアム用のプラットフォームとして開発されており、ウォレットの安全性を高める役割を果たす。

開発者はポータルでDApp(分散型アプリ)を登録する際、カスタマイズ可能なスマートコントラクトの利用契約条件などを設定する。ロイターのシステムによってこれらの情報がブロックチェーンに記録され、契約条件を満たした利用者のみがアクセスできる仕組みだ。

利用者側はGoogleやTwitter、Facebookのアカウントを通して、ウォレットをリンクさせる。階層制と決定性を兼ね備えたシステムを採用することで、セキュリティー面の向上を狙えるというわけだ。

多くの企業が自らの分野とテクノロジーを融合させ、さらなる可能性を開拓している近年、ロイターがブロックチェーン技術を最大限に活用し、最先端の国際大手情報会社として君臨するのは間違いなさそうだ。(FinTech online編集部)

最終更新:10/10(月) 18:40

ZUU online

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