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最も権威あるコンサルティング会社 首位は11年連続

ZUU online 10/10(月) 19:10配信

「2017年版最も権威あるコンサルティング会社」が発表され、2006年版から連続でマッキンゼー・アンド・カンパニーが首位を維持した。

2位のボストン・コンサルティング・グループ、3位のベイン・アンド・カンパニーも同様で、過去10年間にわたりトップ3企業の順位はまったく変動していない。

9位までは昨年とまったく同じ顔ぶれで、10位に1ランクアップしたオリバー・ワイマンが選ばれている。

プロフェッショナル・ウェブサイト「Vault.com」は2種類の「ベスト・コンサルティング会社」を発表しており、従業員が選ぶ「世界コンサルティングファーム総合ランキング」に対し、こちらはコンサルティングの専門家が純粋に各企業の高名さをランク付けしたものだ。

「世界コンサルティングファーム総合ランキング」では、1位がベイン、2位がボストン、3位がマッキンゼーと順位が入れ替わっている点が興味深い。

■10位 オリバー・ワイマン(5.746ポイント)昨年11位

米大手保険グループ、マーシュ・アンド・マクレナンの傘下にあるアドバイザリー会社。子会社とはいえ、本社のニューヨークを筆頭に世界26カ国で4000人の従業員をかかえ、ダイナミックに事業展開している。

「コンサルティング産業の権威」「特にフィージビリティ・スタディ(FS/事業継続の可能性の検証)にかけては一流」という声が高い。

■9位 KPMGアドバイザリー(5.875ポイント)昨年9位

世界4大会計事務所のひとつ、KPMGのアドバイザリー部門。リスク測定からM&A、事業再生、企業改革まで、世界148カ国にわたりサービスを提供している。

「デロイト、PwC(プライス・ウォーターハウス・クーパース)と並ぶ中間層企業」「国際的な金融機関」との呼び名が高いが、大組織にありがちな「仕事の進行が遅い」との指摘も。

■8位 アクセンチュア(6.093ポイント)昨年8位

登記上はアイルランドを拠点地にしているが、従業員数37万人、世界56カ国で国際的に活躍するアドバイザリー会社。経営コンサルティング産業では最大規模を誇る。戦略、コンサルティングのほか、デジタル、テクノロジー、運営に関するアドバイスも専門としている。

「誰もが知っている大企業」「質、能力では天下一品」だが、ここでも組織の規模ゆえに「欲しい情報がすぐに手にはいらない」という難点が。

■7位 アーンスト・アンド・ヤング/EY(6.195ポイント)昨年7位

英国が誇る世界4大会計事務所。1849年にハーディング&プレインとしてロンドンで設立された後に数々の合併を繰り返し、世界屈指の巨大企業に成長した。アシュアランス・サービスを最大の収入源としているが、ビジネスおよびリスク・アドバイザリー分野でも定評がある。

「監査は得意でもコンサルティングは今ひとつ」との批判もあるが、「従業員から悪評を聞いたことがない」というある意味希少価値の高い企業だ。

■6位 プリンスウォーターハウス・クーパース・アドバイザリー・サービス(6.530ポイント)昨年6位

世界159カ国で18万人が勤務する世界4大会計事務所の一角。金融、経営、人材、ITセキュリティー、サステナビリティ(CSR)を含む多様なマネージメント、テクノロジー、リスク管理など、産業から機能面にわたる広範囲な専門知識では群をぬいている。
「プロセスに重点を置いたスタイル」が高評価の秘訣のようだが、「本業はやっぱり監査」と受けとめられているようだ。

■5位 ブーズ・アレン・ハミルトン(6.564ポイント)昨年5位

1914年、シカゴで開設された会計事務所が前進。1943年に現在の社名となり、2008年には商業企業を分社。以降、政府機関へのアドバイザリーに専念している。マッキンゼーやATカーニーと並ぶコンサルティング会社として挙げられることが多い。

「信頼が厚い」とされているが、「従業員が増えすぎてかつての良さを失った」と組織構造の混乱を指摘する声も。

■4位 デロイト・トーマツ ・コンサルティング(6.987ポイント)昨年4位

従業員数7万人という米国最大規模のコンサルティング会社。デロイト・トーマツを親会社に、監査・アドバイザリー・コンサルティング・税金に関するサービスを、顧客の需要に見合うかたちで提供している。

「世界最強のコンサルティング会社」「実績、実力ともにハイレベル」と折り紙つきだ。

■3位 ベイン・アンド・カンパニー(8.554ポイント)昨年3位

グローバル500企業を含む国際的な一流企業を顧客に、マーケティング、経営、M&Aからテクノロジーやサステナビリティまで、企業の運命を左右する重大な問題を分析し、対策案を打ちだしている。

「文句なしのトップ企業」との呼び名が高い反面、「神経質すぎるのが難点」でもある。

■2位 ボストン・コンサルティング・グループ(8.673ポイント)昨年2位

世界中に85の支社を持つ巨大プライベート・コンサルティング会社。顧客層は国際大手から非営利団体、政府機関まで非常に幅広い。社会貢献活動への熱心さでも知られている。
従業員の質の高さ、総体的な能力が最大の強みとなり、高い評価を受けている。

■1位 マッキンゼー・アンド・カンパニー(9.031ポイント)昨年1位

ATカーニーの分社というイメージが強いが、世界の一流企業100社の9割、米一流企業100社の8割を顧客とするコンサルティング産業の代表的存在だ。これまで手掛けたプロジェクトは4000件にのぼる。

その実績が「コンサルティング会社の最高峰」「権威とエリート性を兼ね備えた会社」という最高水準の評価につながっているのだろう。(ZUU online編集部)

最終更新:10/10(月) 19:10

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