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災害の記憶胸に刻む 須賀川で藤沼湖底を歩く会

福島民報 10/10(月) 10:16配信

 東日本大震災で決壊した福島県須賀川市の農業用ダム「藤沼湖」の湖底を歩く会は9日、現地で開かれた。参加者は災害の記憶を風化させない誓いを胸に刻みながら一歩を踏みしめた。
 長沼商工会・藤沼湖自然公園復興プロジェクト委員会の主催、福島民報社など後援。藤沼湖のダム本堤盛立工事が11月中に終了し、来年1月に試験湛水(たんすい)が始まる予定になっている。平成25年4月に続き2回目の開催で、次の世代に災害の記憶と教訓を伝える機会にしようと最後の企画として実施した。
 約250人の参加者が数班に分かれ湖底を歩いた。決壊後に湖底で見つかり、全国に株分けされたアジサイ「奇跡のあじさい」の群生地も見学した。
 開会式では決壊で命を失った犠牲者の冥福を祈り黙とうした。遠藤吉光長沼商工会長が「心の中に藤沼湖の記憶をとどめてほしい」と訴えた。橋本克也市長らがあいさつした。

福島民報社

最終更新:10/10(月) 10:21

福島民報