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TAMA NEW WAVE3冠のプロレス恋愛活劇「いたくても いたくても」公開決定

映画ナタリー 10/10(月) 21:48配信

第16回TAMA NEW WAVEでグランプリ、ベスト男優賞、ベスト女優賞の3冠に輝いた「いたくても いたくても」の劇場公開が決定した。

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本作は、社の命運を懸け番組内でプロレス団体を設立した通販会社で働くAD・星野の苦闘を描く“プロレス恋愛活劇”。負け役レスラーとして起用されるもリングに自分の居場所を見いだしていく星野を「溺れるナイフ」の嶺豪一が演じ、星野の恋人・葵に「螺旋銀河」の澁谷麻美が扮する。また、葵を星野から奪い取ろうとする司会者・戸田を吉家翔琉、通販会社の社長・坂口を「百円の恋」の坂田聡が演じた。

監督を務めたのは、「ハッピーアワー」の濱口竜介、「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子哲也などを輩出した東京藝術大学大学院映像研究科出身の堀江貴大。堀江は「男と女とプロレスがこの映画にはあります。痛くても、その痛みを信じて生きる人たち。『いたくても いたくても』にある手触りを感じてもらえることを願っています」とコメントを寄せている。

「いたくても いたくても」は12月3日より東京・ユーロスペースにてロードショー。

堀江貴大 コメント
怪我をして「いってぇ」と涙を流すのは身体がようやく痛みを感じ始めた時で、怪我をしてから少しだけ遅れてやってきます。そして、傷跡は確かなものとして身体に残り続けます。寒くなるとその古傷が疼き、怪我をした時の記憶や感情を呼び覚まします。傷を負った本人が失ったものの大切さを感じるのは遅かれ早かれいつも少し後になってからです。そういった鈍感さについての映画を撮ろうと思いました。古傷によって呼び覚まされた感情は、家族や恋人、友人といった人たちをも巻き込みます。この映画で描こうとしたのはそういった痛みの伝播です。
男と女とプロレスがこの映画にはあります。痛くても、その痛みを信じて生きる人たち。「いたくても いたくても」にある手触りを感じてもらえることを願っています。

最終更新:10/10(月) 21:48

映画ナタリー