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どうされてますか? 子どもへのお金教育

ベネッセ 教育情報サイト 10/10(月) 14:01配信

子どもが生まれて初めておつかいをする様子を、陰から大人が見守る……というテレビ番組があります。おつかいの内容を忘れる子どもにハラハラしたり、買いすぎる子どもにため息を漏らしたり、我が子にもこんなころがあったなあと思いながら見ることもしばしば。

3歳にもなれば、消費者としてお金を利用する経験を持つことは珍しくありません。保護者に連れられて行ったお店で、お店の人にお金を渡すだけなら、「子ども自身が消費者」とは言えなくても、お店のモノと「交換」できることは学べます。

小学生にもなると、「欲しいものを買ってあげる」と久しぶりに会った祖父母に言われ、とっさにモノが思い浮かばず「お金」と答える子も出てきます。祖父母は苦笑するしかありません(お金のことなど口にしない、無邪気な孫でいてほしかったりしますから)が、欲しいものが見つかるまでの間、お金という形で「保存」しておくことを理解しているのは成長した証ですから、むしろ喜ぶべきかもしれません。

父親と母親で異なる、子どもへのお金教育の意識

「子どもの金銭教育」について保護者たちと話をする時、母親は、身近なお金を上手にやりくりし、無駄遣いをせずに貯蓄できるようになってほしいと願うことが多いようです。一方、父親は、やりくりは教育のうちに入らず、小学校低学年であっても「投資」について学ばせたいと希望したりします。

私は、どちらも必要な知識であり、子どもが社会へ巣立つ日までには、伝えてやりたいと考えています。「やりくり」は大切ですが、「やりくり」のもとになるお金には限りがあります。その「もと」を増やせば「やりくり」は楽になりますから、「やりくり」と「投資」のどちらかを選ぶということではなく、いずれも教えればよいのです。

教える内容は、保護者の行動を日常的に見せるとともに、「具体的」に説明することが大切です。特に、社会との関わりについては、保護者自身も「意識」していないことがあるため、十分に留意したいところです。

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最終更新:10/10(月) 14:01

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