ここから本文です

【J-NET】“なりきり格闘家”北斗拳太郎が流血ヒジ合戦を制して初防衛

イーファイト 10/11(火) 0:26配信

「J-KICK 2016~Honor the fighting spirits~3rd」(10月10日 東京・後楽園ホール)

【フォト】防衛に成功した北斗の腰にベルトが巻かれた

▼第16試合 ダブルメインイベント J-NETWORKスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○北斗拳太郎(ボスジム/J-NETWORKスーパーウェルター級王者)
判定3-0 ※50-48、50-48、50-47
●笹谷 淳(Team COMRADE/J-NETWORKスーパーウェルター級1位)
※北斗が初防衛に成功。

 北斗は2015年6月に王座を奪取し、今回が初防衛戦。人気マンガ『北斗の拳』の主人公・北斗ケンシロウになりきり、マンガの世界観を模した衣装・言動・入場時の寸劇など徹底してキャラを貫く“なりきり格闘家”だ。現在は4連勝中。

 挑戦者の笹谷はヒジ打ちを得意とし、2010年に行われたJ-NETWORKウェルター級王座決定戦で同王座を獲得。しかし、翌年の防衛戦で敗れ初防衛に失敗。その後、階級を上げて挑んだ今年5月のスーパーウェルター級次期王者挑戦者決定戦にて前王者の森本からダウンを奪い、北斗への挑戦権を手に入れた。

 1R、北斗は飛び込むような右ストレートを突き刺し、組んでくる笹谷へヒジとヒザを見舞う。笹谷は得意のヒジを狙おうとするが、北斗がパワーで抑え込む。

 2R、北斗は組みつくとなぎ払うようなヒジを繰り出す。これで笹谷の左目上をカット。再開後も北斗はヒジを狙い、笹谷の右目上の傷がさらに深くなり2度目のドクターチェック。

 3R、変則的な動きで接近してローから組みつく笹谷。両者がヒジを放つヒジ合戦となるが、パワーで優る北斗のヒジが目立つ。なりふり構わず前へ出てヒジをヒットさせようとする笹谷に北斗は戦いにくそうな印象。

 4R、前に出てくる笹谷に北斗の右ミドル、右ストレート、左フックが決まる。組みつくと両者ヒジ。前へ出続ける笹谷だが、その前に北斗の攻撃がヒットする。組み付いても北斗に抑え込まれ、ヒジを出すには至らない。

 5R、前へ出る笹谷を左フックで迎え撃つ北斗。笹谷はやはり組みついてヒジを狙うが、ヒジをヒットさせるのは北斗の方だ。北斗は右ミドルを蹴り、笹谷はヒジを出して必死に組みついていく。離れると北斗のパンチが入り、笹谷は前へ出て組み付く以外目立った動きがなく、北斗が1ポイントも失わず判定勝ちで初防衛に成功した。

 両目の下を赤く腫らせた北斗は不本意そうに何度も首をひねり、マイクを持つと「Jの頂(いただき)は俺が守る」とだけ言い残し、リングを去った。

 控え室でのインタビューでは、「今日の戦いは本調子ではなかった。転龍呼吸法(北斗の拳に登場する奥義のひとつで人間の持つ潜在能力を全て引き出す呼吸法)を使うことが出来たが、まだ100%使いこなせなかったようだ。笹谷拳法家はさすが経験を積んだ猛者でやりにくかった。しかし、いい経験になった」と試合を振り返り、「このベルトを持ったまま他団体へ乗り込み、Jの強さを証明したい」と、J-NETの王者として他団体の選手と戦っていきたいと語った。

最終更新:10/11(火) 0:30

イーファイト