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「スパイ大作戦」からクイズ女王、そして大臣にも!“声”のプロフェッショナル山東昭子【声優伝説】

シネマトゥデイ 10/11(火) 6:00配信

 芸能界で活躍したのち、32歳の時に当時最年少で参議院議員となり、女性では最多の当選7回を誇る山東昭子さん。今では政治家として知られているが、10代の頃から女優や司会者、ナレーターとして活動してきた。ラジオからスタートし、声優としてならした“声”は、その後の政治活動にも生かされているという。そんな山東さんに、声優時代を聞いた。(取材・文:岩崎郁子)

■ドタバタの“ナマ”吹き替え

 11歳の時、ラジオの子ども番組で司会を務め、芸能界入りした山東さん。15歳の時には吉永小百合さんらも出演したラジオドラマ「赤銅鈴之助」の語り手として人気を博した。その後、女優として映画、テレビドラマなどに出演する一方、外国映画やドラマの吹き替えでも引っ張りだこに。当時は、テレビも吹き替えも草創期。テレビが生放送だった頃は、「開局当初の日本テレビで、野球中継が終わるまで、みんなで待っていたりしましたね」「生放送で緊張すると頻繁にトイレに行きたくなる人がいて、途中で帰って来なくて他の人が声を似せて代わりにやったり……」などと、ドタバタのエピソードが次々と飛び出した。

■「スパイ大作戦」に「女刑事ペパー」…ハリウッドで撮影見学も

 「映画でも年上の役をやっていたり、もともとラジオ出身なのもあり、普通の人よりは幅広い声を出すことに自信はありました」という山東さん。ミステリアスで、どこか色っぽい声がハマった米ドラマ「スパイ大作戦」のシナモン・カーター(バーバラ・ベイン)のほか、「女刑事ペパー」のペパー・アンダーソン(アンジー・ディキンソン)などが当たり役として挙げられる。「ペパー(アンジー)本人とも会いましたよ。ハリウッドに行って、撮影を見たり、一緒に食事をしたり、おもしろい経験をしました。でもね、シナモン(バーバラ)なんて、私に断りなしに降板しちゃって(笑)。“失業”したことも度々ありましたよ」とほがらかに述懐する。当時の声優たちについて、「新劇の俳優さんも多く、演技力はすごくありましたね。(声をアテる)俳優のイメージを壊さないようにしながら、工夫して自分なりの個性を作っていました。みなさん自負心を持って技を磨いていたから重厚で、(声だけで)もったいないな、という感じもしました」と振り返る。

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最終更新:10/11(火) 6:00

シネマトゥデイ