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【シンガポール】製薬R&D施設の閉鎖続出、業界は危機感も

NNA 10/11(火) 11:30配信

 世界の大手製薬会社が研究開発(R&D)施設をシンガポールから国外に移転する動きが相次いでいる。国内の業界内ではこうした動きに対応し、新たなビジネスモデルを構築する必要があるといった声が出ている。ストレーツ・タイムズが伝えた。
 政府はシンガポールをアジアのバイオ医薬品産業ハブ(拠点)にするとの目標を掲げ、バイオ研究集積地「バイオポリス」を設立するなど、2000年代初めから海外企業の誘致に取り組んできた。
 しかし、米製薬大手イーライリリーは10年、経費削減の一環で、「リリー・シンガポール創薬センター」を閉鎖。13年に米ファイザー、14年には英グラクソ・スミスクライン(GSK)もR&D施設を閉鎖した。さらに先ごろ、スイスの製薬大手ノバルティスは来年にシンガポールの「ノバルティス熱帯病研究所(NITD)」を米カリフォルニア州に移転すると報じられた。
 業界内では、大手製薬会社はこのところ新薬開発で大きな成果を上げられず、世界的に合理化を進めているとして、拠点の閉鎖・移転は必ずしもシンガポール側の問題ではないとする見方もある。それでも、ノバルティスが中国・上海に大型R&D拠点を開設するなど、アジアの他国との誘致合戦が激化していることや、シンガポールが関連産業の軸足を医薬品から医療機器に移していることを問題視する向きも多い。
 シンガポール経済開発庁(EDB)のバイオ医薬品部門の幹部は、製薬会社のニーズが多様化しているとして、政府が柔軟な政策措置を講じる必要があると指摘している。

最終更新:10/11(火) 11:30

NNA

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核融合こそ未来のエネルギー問題への答えであり、子どもにだって世界は変えられる、テイラー・ウィルソンはそう信じています。そして彼はそのどちらにも取り組んでいます。14歳の時に家のガレージで核融合炉を作り、17歳となった今、直前の依頼に応えてTEDのステージで自分の物語を(手短に)語っています。