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【パ・リーグCS】これがソフトバンク流「大谷攻略術」

東スポWeb 10/11(火) 16:00配信

 ファーストステージを2戦で勝ち抜いたソフトバンクが、日本一3連覇へ日本ハムとのファイナルステージ(12日~、札幌ドーム)に臨む。2位に終わったシーズンのリベンジを果たすカギはどこにあるか。

 首脳陣の一人は「初戦がすべてと言っても過言ではないだろう。勝って(アドバンテージを含めて)1勝1敗に持ち込めれば相手も焦る。こっちの勢いも考えれば優位に立てる」。その上で12日の初戦に先発する日本ハム・大谷翔平投手(22)攻略へ「チャンスが一番あるのが初回。とにかく初戦の初回がポイントになる。うちも経験してきたが、待つ立場は打者に試合勘の問題も出る。ここで点を取れれば」と続けた。

 前回9月21日の直接対決でも大谷の立ち上がりはバラバラだった。先頭から3人に対しては、ほとんどがストライクゾーンから外れた。ここで得点できずに波に乗せてしまったが、一死から連続四球でチャンスを作った。

 今回はリーグトップの111四死球を誇り、大谷に対して11打数5安打2四死球で打率4割5分5厘、出塁率5割3分8厘の中村晃外野手(26)を「対大谷」では今季初めて1番に置く。

 大谷はチームが優勝を決めた9月28日の西武戦で1安打完封の圧巻投球を披露した。「西武戦の出来だったら、どのチームも打てない」(チーム関係者)というが、日本ハムはシーズンから間隔が空いているし、待つ立場の重圧もある。ソフトバンク自体もロッテとのファーストステージでは、2試合連続で先発陣が先頭打者弾を浴びて試合が始まっており、プレーボール直後は魔物が潜んでいる。

 とにかく、先攻のソフトバンクは怪物化している大谷攻略に向け、「初戦」の「初回」の先制パンチにかけている。

 11日、空路で札幌へと向かった工藤公康監督(53)は大谷対策についてこう話した。「相手にプレッシャーを与える意味では先制点を取るのが大事。まずは立ち上がりじゃないか。大谷君のその日の調子で変わるが(球種を)何もかも打つのは無理。何を待つか決めて打席に入るのが大事になってくる。カウントなのか、ケースなのか、来る球がある程度分かれば、ヒットになるかは別にして、当てる技術はうちの打者にはある」。

 そう簡単なことではないのは百も承知だが、ソフトバンクが攻略を目指す。

最終更新:10/11(火) 16:30

東スポWeb