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『ストライクウィッチーズ 軌跡の輪舞曲 Blitz』10月の大型改変を開発者が語る! 年末年始に向けての情報もチラリと

ファミ通.com 10/11(火) 17:02配信

文・取材:ライター カイゼルちくわ

●アフリカ部隊からマルセイユ参戦! ガリア復興の新モードも!
 アニメやコミック、小説と幅広く展開する作品『ストライクウィッチーズ』。実在の戦闘機をモチーフにした“ストライカーユニット”を装着し、人類の敵“ネウロイ”と戦う“ウィッチ”たちの活躍や日常を描く、10年来の人気シリーズだ。

 その華麗かつかわいらしいウィッチたちの新たな戦いを、豊富なシナリオやカードバトルで体験できるのが、DMM.comで配信中のブラウザゲーム『ストライクウィッチーズ 軌跡の輪舞曲 Blitz』。『ストライクウィッチーズ』のアニメシリーズ最新作『ブレイブウィッチーズ』も放送開始となったこの2016年10月に、こちらのゲームにも大型アップデートが実装されることになった。


 東京ゲームショウでPVのみ公開されていたこのアップデート内容について、本作のプロデューサー・河内善貴氏に詳細を伺うことができた。11月以降のアップデートについてのお話も聞けたので、ぜひ『ストライクウィッチーズ』ファンやゲームのユーザーの皆さんは、見逃さずチェックしておいてほしい。

 なお、紹介している画面写真は開発中のものなので、実装時のものとは異なる可能性があることをご了承いただきたい。


――まずは改めまして、『ストライクウィッチーズ 軌跡の輪舞曲 Blitz』がどのようなゲームか、ご解説いただけますでしょうか。

河内 『ストライクウィッチーズ』のアニメ原作のキャラクターたちを率いて、原作での敵・ネウロイとの戦いを繰り広げるカードバトルゲームとなっております。アニメに出てきたウィッチたちのいろいろな服装が見られる、かわいらしいカードも多数ご用意していますので、戦闘だけでなくそうした要素も楽しんでいただける作品です。

――作品のウリとしては、どのような点を挙げられますでしょうか。

河内 オリジナルのストーリーとカードがたくさん用意されている点ですね。元はアプリゲームだったものをブラウザゲーム版ではよりパワーアップし、追加要素を多く盛り込んでいます。

――ゲーム内の舞台となるのは、アニメ版で言うとどのあたりでしょうか。

河内 今まで展開してきたのは、アニメ1期の話になります。しかし10月半ばに大幅なリニューアルをしまして、アニメ2期の話も含めた展開をしていくことになります。
 10月頭からアニメ1期のラストを舞台にしたイベントを展開しておりまして、これでアニメ1期のお話が終わり、2期へと入っていく、という形になりますね。

――その大型リニューアルでは、どのような変化が?

河内 まず一番大きい要素は、戦闘キャラクターがひとり増えることです。アニメ2期に登場する、マルセイユが追加されます。主人公の宮藤たちが所属する“第501統合戦闘航空団”以外の所属の中では、とくに人気が高いキャラクターのひとりになりますね。アニメではアフリカ戦線のエースで、一時的に501の戦闘に助っ人として参加しましたが、ゲームでもそれに近い形で展開しようと考えています。


――では、アニメ2期にゲームの舞台が移るということは、それにともなって新しいステージなども用意されるのでしょうか?

河内 501の基地自体はロマーニャにあるわけですが、アニメ1期の最後のくだりでガリア地方がネウロイの勢力下から解放されています。ゲームでは、そのガリアの復興をやっていこう、という部分がひとつの基軸になります。

――復興というと……プレイヤーはどのようなことをするのでしょうか?

河内 今後のバージョンアップによって、ガリア内の地域マップが段階的に開放されていきます。それらの地域にはまだネウロイの残党が残っていますので、出撃してそれらを撃破していくと、各地域の“地域解放度”が上がり、さまざまな要素が増えていきます。先ほどお話に出たマルセイユをまず仲間にするにも、復興をある一定まで進める必要があります。また、今後も毎月のアップデートで、復興度を上げることで強力なアイテムや装備が手に入ったり、新たな仲間が増えていったりといった要素も準備していく予定です。

――となると、アップデート以降はプレイヤーにとって、ガリア復興がメインのコンテンツになりそうですね。まずはマルセイユを入手したいところですし。

河内 そうですね。マルセイユは原作と同じく強いキャラクターになっていると思いますので、ぜひ仲間に加えてその強さを試してみていただければと思います。

――ではそのガリア復興についてですが、ゲーム内では具体的にどのようなシステムになっているのでしょうか。

河内 山岳部や農村部、都市部などが4つくらい集まった地域がありまして、それぞれに入っていきますと、2DオーバービューのRPGのようなマップに入ります。そこにさまざまなネウロイが配置されていまして、それらを倒しつつゴールすると地域解放度が上がる、といった形ですね。寄り道してネウロイを倒せばアイテムなども手に入るのですが、スタミナの概念がありまして、ゴールする前にスタミナが切れると解放は失敗になります。


――同じ地域を何度か周回して、地域解放度の%を増やしていく形になるのですか?

河内 そうなりますね。さらに新要素の“訓練シート”というものが各ウィッチに用意されていまして、これにも復興は関係してきます。こちらはいわゆるスキルツリーのようなものなのですが、復興中に敵を倒すことでもらえる“訓練ポイント”を使うことで、ツリーを進めることができます。それによってそのウィッチの能力が上昇したり、さらに新しい衣装が手に入ったりするわけです。

――その訓練シートは、ウィッチごとに異なるものが用意されているのでしょうか。

河内 はい。まず10月のアップデートで最初に追加される訓練シートでは、宮藤のシールド、坂本の魔眼などといったそれぞれのウィッチの特徴を表わす“基本スキル”というものがあるのですが、これらがパワーアップしていくのが目玉になっています。さらに今後のアップデートによって、ガリアのマップのみならず、訓練シートにも新たなものが追加されていき、ウィッチたちをさらにパワーアップさせていくことができるようになります。 


――ちなみにガリア復興は、ゲーム内ではどれくらいゲームを進めたタイミングでプレイできるようになるコンテンツになりますか?

河内 アニメ1期を舞台にしたシナリオが50話ありますが、それをすべてクリアーしたら出現します。シナリオにはノーマル、ハード、ベリーハードと難易度が用意されていますが、ノーマルで50話クリアーすれば出現しますので、そこまでレベルを上げなくても達成できるかと思います。


●舞台はアニメ2期へ! 2期登場のウィッチたちの出番は?
――アニメ2期の話に入るということで、新しいシナリオも用意されるのでしょうか。

河内 1期のところでは50話のシナリオをまずご用意しましたが、2期の方ではよりじっくりと展開していくシナリオになるかと思います。1期ですと主要登場人物の11人が主に活躍していましたが、2期はほかにもさまざまなキャラクターが登場するのが特徴になっています。東京ゲームショウで公開させていただいたPVに登場した、竹井醇子などがそれに当たりますね。さらにそのPVで登場した、コミック版やOVA版などでフォーカスされていた“赤ズボン隊”、アメリーといったキャラクターなどに加えて、1期の最後のほうで登場した諏訪天姫なども登場する予定です。


――ちなみに、それらの新キャラクターも戦闘キャラクターとして参戦する予定は……?

河内 今のところはシナリオで登場するキャラクターとして想定していますが、プレイヤーの皆さんからの要望や人気が高まるようでしたら、もちろん戦闘キャラクターとしての実装もありうるかと思います。

――では続いて、すでに登場しているキャラクターたちについても2期対応ということで変化はあるのでしょうか?

河内 先ほど触れました訓練シートで能力や基本スキルが成長する以外にも、ストーリーが進むことで新しいストライカーユニットを入手し、新たな要素が加わるシステムを考えています。また、衣装がアニメ2期で変わっているウィッチもいますので、立ち絵などもある程度のところで一新していきます。移行期間になる10月以降、11月から12月になりますが、アニメ2期の版権をもとにしたイラストに全体がシフトしていく予定です。


――ほかにも10月のアップデート以降、変化する内容はあるのでしょうか。

河内 先日新たに音声を収録しましたので、戦闘中などに新規登録されたボイスが随時実装されていきます。また、戦闘以外にもエイラの占いのボイスや、ハルトマンの双子の姉妹のウルスラのキャラクターボイスも収録していますので、これらがどう実装されていくのか、ぜひお楽しみにしていただければと。

――戦闘キャラクターとして実装されるのかどうか、ファンにとっては気になるところですね。

河内 そうですね、そのへんがどうなるかもぜひ楽しみにしていただければと。以前からユーザーの皆さまからの要望として、新しいウィッチを増やしてほしいという声がとくに多く、今回のマルセイユの実装以降もできる限りお応えしていきたいと思っています。

――ユーザーからの要望というお話が出ましたが、ほかにはどのような要望が多いのでしょうか?

河内 新しいネウロイ、新しい戦いかたを増やしてほしい、という声も多いので、こちらは順次対応できればと思っております。また、週1ペースでイベントを開催していますが、新規イベントも増やしてほしい、というご意見も多くいただいています。こちらも積極的にやらせていただきたいと思っております。今現在ですと、2期のキャラクターを出していくことに注力していますが、こちらが落ち着きしだい、イベント面にはとくに力を入れていこうかと。

――ほかに東京ゲームショウのPVですと、バルクホルンが新しい武器を使っているシーンがあったようですが……。

河内 そうですね。そういった新装備の実装に加え、PVに出ていた艦隊からの支援砲撃といった新要素についても、早めに実装していけるよう頑張らせていただきます。また、10月から放送開始となったアニメ『ブレイブウィッチーズ』についても、すでに放送前に主人公・雁淵ひかりのカードがもらえるコラボキャンペーンを開催しました。今後のアニメの展開を見守りつつ、積極的にフィーチャーできればと思っています。


●10月以降のアップデートについても、気になる単語が?
――10月のアップデート内容だけでもかなり盛りだくさんになるようですが、それ以降のアップデートの予定についても伺えますでしょうか。

河内 今後は大きなアップデートを、月1回のペースでやっていければと思っております。ほかにもガリア復興のマップについては、週単位で増やしていければと。マップについてはガリア復興のようなものだけでなく、アニメ原作では宝探しや魔法のホウキでの訓練、基地内をドタバタと探索して小さなネウロイを倒す、などといったおもしろいエピソードが多数ありましたので、そういったところの再現をマップでできればと考えています。


――さらにこれから年末となると、季節イベントも入ってくるかと思いますが。

河内 年末になるとクリスマスやお正月といった雰囲気も、要素として入れていきたいところですね。年末の雰囲気の再現などは、ユーザーの皆さまにもよろこんでいただけるかと思いますので、ぜひやっていきたいところです。

――イベントといえば、先日1期のラストを飾る“ウォーロック”とのイベントがありましたが、ああいったレイドボスイベントは今後も登場するのでしょうか?

河内 ネウロイ型“ウォーロック”との戦いは大きめの戦闘イベントとして、今後も定期的に出していきたいと思っております。こちらは相当強いボスですが、多人数で協力して倒すとアイテムなども多くもらえてお得になっていますので、出現したらぜひ皆さんで倒していただければと。9月にご要望が多かった協力バトルのリアルタイム化を改善したところでもありますので、こちらでその要素も楽しんでいただければ幸いです。

――ほかにも、先ほど立ち絵リニューアルのお話のところで、ストライカーユニットのお話が出ていましたが……。

河内 そちらの2期に合わせた対応も、11月以降にできればと思っております。ストライカーユニットのカスタマイズ……などもできるようになるといいなぁ、と(笑)。あとは、アニメ2期では“震電”という非常にピーキーなストライカーユニットを宮藤が入手する重要なエピソードがありますので、そこも再現できればと思っています。

――なるほど、最初は扱えなかったりするわけですね。

河内 手に入れるところやそういった要素をどう表現するか、シナリオ化するかなどは現状まだ決まっていませんが、何らかの形でやっていけるといいですね。

――では次に、マルセイユに続く新戦闘キャラクターの実装などは?

河内 戦闘キャラクターとしては、12月ごろには新たなキャラクターを実装できるように準備しております。また、11月にはノルマンディー出身のアメリーを復興がらみのシナリオに登場させることができれば、と思っております。アメリーのみならず、アメリーと関わりが深いペリーヌのファンの皆さんにも楽しんでいただけるお話にできるよう、制作を進めさせていただいています。さらに年明けからは、ウィッチの基本スキルの追加、艦隊の実装なども進められるかと思います。

――年末年始に向けて、『ストライクウィッチーズ』ファンの期待が膨らむ要素が非常に盛りだくさんになりそうですね。

河内 新キャラクターの追加実現などについても、ファンの皆さんからの要望によるところが大きかったですね。ぜひユーザーの皆さんからは、今後もゲーム内容やアップデートについてのご意見をいただければと思っております。『ストライクウィッチーズ』が世に出てからもうすぐ10年になりますが、今なお話題になったり、グッズ化や“みんなの想いでデキること!”という大型イベントが大盛況だったりと、ユーザーに支えられ続けている人気作品だということを実感させられるばかりです。

――『ブレイブウィッチーズ』も放送開始となりましたし、ファンやスタッフ、声優陣の皆さんの熱量はまだまだ上がっていきそうですね。

河内 それらの熱量を見ると、もっともっと我々にもできることがあるんだろうなと思えますね。それに応えられる作品になるように、今後も努めさせていただきます。

――では最後に、ユーザーの皆さんに向けてメッセージをいただけますでしょうか。

河内 今のところはゲーム内部の作りこみに時間を割いているところが多く、ユーザーの皆さんの声が届いているか分かりづらい状況になっているかと思います。しかしコミュニティーなどでいただいているご意見には、すべて目を通させていただいており、それらの実現に向けて必要な作業を順次行なってまいります。ぜひ貴重なご意見を今後もいただけますと幸いです。あとはさらに増やしたり、変えたりといったことを積極的にしていきたいと思っております。ユーザーの皆さんにまだまだ『ストライクウィッチーズ』の世界を楽しんでいただけるように、頑張らせていただきます。

最終更新:10/11(火) 17:02

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