ここから本文です

ロボットと人が奏でるハーモニー 「共生」に向け福井大が開発

福井新聞ONLINE 10/11(火) 8:45配信

 さまざまな打楽器をパソコン制御で奏でるロボットと人が共演する演奏会が10日、福井市のハピリンの屋根付き広場ハピテラスで行われた。ロボットの正確なリズムと人の繊細な歌声や演奏のハーモニーが響き、家族連れや買い物客が聞き入った。

 市中心部で開かれている「フクイ夢アート」(30日まで、福井新聞社共催)の一環。ロボットは福井大大学院工学研究科の庄司英一准教授(53)が開発した「IROPS―2」で、シンバルやスネアドラム、コンガなど35種類の打楽器が演奏できる。

 「ミュージックロボット」と銘打ち、同大教育学部と工学部の音楽家、研究者、学生が歌や電子ピアノ、エレキギター、トロンボーンで参加した。午前、午後の2回公演し、「おどるポンポコリン」「世界に一つだけの花」「365日の紙飛行機」など10曲を披露した。

 しっとりしたバラードやジャズもあり、聴衆はさまざまな曲調を楽しんだ。坂口はるみさん(65)=福井県鯖江市=は「ロボットの演奏を初めて聞いた。迫力があって驚いた」と感心した様子だった。

 エレキギターの演奏でも参加した庄司准教授は「人とロボットの共生に向け、それぞれのできること、できないことを考える機会になってほしい」と話していた。

福井新聞社

最終更新:10/11(火) 11:41

福井新聞ONLINE