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ホークス和田、CSアウト 中5日で千賀&バンデン投入へ

西日本スポーツ 10/11(火) 9:43配信

■あすからファイナルS

 和田抜きローテで、いざ北の大地へ-。工藤ホークスが、12日から札幌ドームで始まる日本ハムとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)に向け、10日までに「リベンジローテーション」構想を固めた。左肘の違和感で戦列を離れている和田が登板を回避することになり、初戦の武田、2戦目の中田に続き、ファーストS突破に貢献した千賀とバンデンハークを中5日で第3戦と第4戦に投入。第5戦に先発する摂津を含めた「右5枚」でレギュラーシーズンの雪辱を果たす。

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■投球練習再開できず

 連勝で札幌行きの切符を手にしてから一夜、ヤフオクドームに背番号「21」の姿があった。先発調整を行う武田、中田とともに汗を流した和田だが、この日も約60メートルの遠投を行っただけで、まだブルペンでの投球を再開できていない。「まだ決めていない。無理をしても…」とブルペン入りについて慎重な姿勢を崩さない左腕。あす開幕のファイナルSを前に、首脳陣も断を下さざるを得なかった。

 左肘に不安を抱える和田について、工藤監督は「現状では(ファイナルSの)計算には入れられない。本人が本当に大丈夫、となってから」と説明。この日の練習後に佐藤投手コーチは「まだ無理。ブルペンに入らない限り、何度キャッチボールをしてもね」と明言した後に「日本シリーズに間に合うかどうか」と付け加えた。

 日本球界に復帰し、今季15勝5敗で最多勝と勝率第1位の2冠に輝いた和田を欠く先発布陣。今季9勝15敗1分けと負け越した日本ハムに対し、和田はチーム最多の4勝(1敗)を挙げている。痛くないはずはないが、工藤監督は、和田不在に伴うローテを編成した。それはファーストSに先発した千賀とバンデンハークの中5日起用だった。現状で最も頼りになる両右腕の登板間隔を詰めて投入し、日本ハムにプレッシャーをかけるというものだ。

 先発ローテ定着1年目の千賀はファーストS第1戦で7回2失点と好投。失点を初回のソロ2発にとどめ、先勝に貢献した。自己最多12勝を挙げたレギュラーシーズンでも9月27日のロッテ戦で中5日登板を経験済み。札幌ドームでは今季2戦1勝、防御率2・57と大崩れはしておらず、不安要素は見当たらない。

■第5戦には摂津投入

 9日に先発したバンデンハークもソロ被弾だけの6回1失点でまとめ、昨季からポストシーズンは3戦3勝。疲労の蓄積などで今季は約3カ月の離脱期間があり、9月中旬の復帰後も球数を100球以内に制限していたが、ファーストSでは106球を投げるなど“リミッター”を解除した。

 ホークスがファイナルSを突破するには4勝が必要だ。5戦目までもつれ込んだ場合は、経験豊富な摂津の意地に懸ける。チームの窮地で過去何度も“救い投げ”を演じてきたベテランが控えているのは心強い。和田はチームに同行して後輩たちのサポートに回る。まさにタカ投一丸で日本ハムをたたきつぶす。

=2016/10/11付 西日本スポーツ=

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最終更新:10/11(火) 9:43

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