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製錬8社の下期生産計画、電気銅は6社中5社が増産し77万2500トン

鉄鋼新聞 10/11(火) 6:00配信

 大手非鉄製錬メーカー8社の16年度下期(10~3月)地金生産計画が7日出そろった。電気銅は6社中5社が前年同期比で増産計画となり、6社合計では同比5・2%増の77万2493トンと増産計画。16年度(上期見込と下期計画の合計)はDOWAホールディングスを除いた5社が増産となる見通しで、全体では同比4・5%増の約158万トンと前年を上回る見通し。

 電気銅の下期生産計画は、6社合計で77万2493トン(同比5・2%増)となる見通し。銅製錬国内最大手のパンパシフィック・カッパー(PPC)は、前年同期に佐賀関製錬所と日比共同製錬で操業トラブルによる減産があったため、今期は大幅な増産計画。住友金属鉱山は前年同期に東予工場で官休工事があったことから今下期は増産となる見込み。三菱マテリルは直島製錬所が炉修影響で減産となる見通しだが、小名浜製錬所は鉱石委託比率の変更などで増産計画となったため、全体では前年同期並みとなる見通し。
 一方、年間ではPPCが前年度比9・4%の増産計画となったほか、住友金属鉱山も過去最高となる44万5200トン(同比6・1%増)の増産計画。三菱マテリアル、古河機械金属も同比2%程度の増産となる見通し。
 亜鉛の下期生産計画は、3社合計で前年同期比2・8%(7151トン)増の26万6707トン。亜鉛トップの三井金属が、住友金属鉱山・播磨事業所の蒸留亜鉛生産の停止に伴い、八戸製錬で増産するため、同比6・7%の増産計画。DOWA・HD、東邦亜鉛は前年同期並みとなる見通し。年間では全3社が増産計画となり、3社合計の年間生産量は前年比3・8%増の約51万1千トンとなる見通し。(前年上期までの住友金属鉱山の生産量を加えた4社合計との前年比は0・8%の減少)。
 鉛の下期生産計画は、4社合計で前年同期比0・4%(379トン)増の9万4799トンと前年同期並みになる見通し。東邦亜鉛が微減となる見込みだが、それ以外の3社は増産計画。年間では4社合計で前年比1%増の約19万5千トンとなる見通し。

最終更新:10/11(火) 6:00

鉄鋼新聞