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元「2ちゃんねる」管理人の西村博之氏が語る「炎上社会」「ネットの攻撃性」

AbemaTIMES 10/11(火) 17:00配信

(C)AbemaTV

匿名性が高く、様々なことを書き込めるインターネット掲示板「2ちゃんねる」。1999年に作られてから、多くの書き込みに利用されている。しかしながらその匿名性の高さから、2000年には西鉄高速バスジャック事件の犯行予告が書き込まれるなど、容疑者に利用されることも。

「2ちゃんねる」の創設者で元管理人の“ひろゆき”こと西村博之氏に創設の背景・現在のネット社会について取材した。

ネットにおける炎上や犯罪などについて、「あくまで僕らが提供しているのはツール、人間の攻撃性自体を取り去ることは出来ない」と語る。

またネット社会の人間関係については、「友達がリアルで全然いないけどネットで友達がいるから、それで楽しい生活ができるようになったというタイプの人もいる」と述べた上で、「それで助かる人もいるが、さらにそれでダメになる人も中にはいる。ネットのおかげで不幸がより垣間見える人もいる」と語る。

さらに、人はなぜネット上で過激になるのかということに関しては、「家庭とか社会とかの色々なストレスをネット上の誰かにぶつけている」とし、「それがガス抜きになっている人もいるし、攻撃の道具として使っている人もいっぱいいる。相手に攻撃をすることですっきりするっていうエンターテインメントをやっている人って結構多いと思う」と自身の考えを示した。

ひろゆき氏は2ちゃんねる管理人時代、訴訟の連続だったという。「書き込みを消さなかった責任が発生する」と日本の制度について述べる一方、アメリカの掲示板の仕組みについて、書き込み者の悪意を知っていた場合にその書き込みを管理人は削除しなければならないと述べ、「ネット絡みの名誉毀損裁判はアメリカではほとんど無い」と訴訟大国の意外な一面を明らかにした。

そんなひろゆき氏は実は「Twitterがそんなに好きではない」と語る。「ブログみたいな形で書いていたら何年か後に文章として残る」と語る一方で、「Twitterって基本的に消えていくのと、140文字以内にしてしまうから本当に感想ばっかりになる」と述べ、「(Twitterでは)あまり意味のないものが多くなって、それでみんなスッキリしてしまっていて、結局何も文字資産を残さないまま時間が経っていくというのはもったいないなと思う」と独自のTwitter論を展開した。

また、かつて、「2ちゃんねるは匿名がいかがなものか」と言われたことがあるという。それに対し、「日本人は匿名文化が大好き。Twitterという匿名文化で出始めて、匿名じゃない文化の人がFacebookにいって実名でやり始めたが、そんなに人が増えない。日本人は匿名が好きだから」
と持論を述べる。

ネットの普及からかなり時間が経った今日、ネット炎上や匿名を利用した犯罪予告などがますます増えている。そのようなネットの弱点・問題点をいかにすれば解決できるか考えることが今後の課題なのかもしれない。

最終更新:10/11(火) 17:00

AbemaTIMES

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