ここから本文です

代打に継投…データ重視のラミレス監督、ズバリ采配で広島行きゲット!

Full-Count 10/11(火) 7:20配信

死球退場の梶谷に代わった関根が貴重な中犠飛

 延長11回、伏兵・嶺井の決勝打をDeNAの守護神・山崎康が守り切った。2死一、二塁で4番・阿部を142キロのツーシームで右飛に打ち取ると、立ち見席を含めた三塁から左翼側を埋め尽くしたベイスターズ・ファンの絶叫にも似た歓喜の声が敵地・東京ドームを揺らした。

DeNAの今シーズン対広島対戦成績

 本拠地の巨人ファンを圧倒する応援だった。見事ファーストステージ突破に導いたラミレス監督は、試合終了後、真っ先にナイン全員をつれて三塁から左翼側を埋め尽くしたベイスターズ・ファンに深々と頭を下げた。

「ここまでこれたのは、本当に熱い声援を送ってくれたファンのお陰。まず感謝の気持ちを表したかった」

 データー重視のDeNAラミレス監督は、左投手で巨人打線と勝負するというプラン通りの鮮やかな采配を見せた。さらに、新人監督とは思えぬ冷静さも随所で披露。試合に「1、2番の出塁が試合の鍵を握る」と語っていたが、初回に2番・梶谷が右手甲に死球を受けて退場するアクシデントが発生しても、落ち着いて対処した。

 梶谷の代走として、打席では「何よりつなぐ意識が強い」という関根を起用。堅実な守備も買って、そのまま右翼の守備に就かせた。すると、2-2の同点で迎えた2回、石田、桑原の連打で二、三塁になったところで、関根が貴重な中犠飛。指揮官は「いい仕事をしてくれた」と、期待に応えた関根を褒めた。

巨人打線には左投手で対抗「見事に抑えてくれた」と破顔

「今日の試合は最初から左ピッチャーでつなぐプランを考えていた」と言う通り、6回に村田のソロで同点に追いつかれると、好投していた先発・石田から左の中継ぎ・砂田にスパッと代えた。8回途中から三上を挟み、9回には再び左の田中で巨人打線を封じ切った。今季田中の巨人戦防御率は0.00で、砂田も2.45という好相性。データが後押しした継投策がハマり、「見事に抑えてくれた」と破顔一笑した。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:10/11(火) 15:46

Full-Count