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セット価格67万円の車載用2ウェイスピーカー「ダイヤトーンDS-SA1000」11月発売

Stereo Sound ONLINE 10/11(火) 19:19配信

分割共振がない2ウェイスピーカー

 三菱電機は車載用ダイヤトーン(DIATONE)の最上級スピーカー「DS-SA1000」を発表、11月15日より発売する。価格は2ウェイセットで67万円(税別)だ。

 本機は、36mmのB4Cドーム&コーン型ダイヤフラムトゥイーターと、170mmNCV-Rコーン採用ウーファーで構成する2ウェイスピーカーだ。帯域分割するフィルターは、トゥイーター向けのハイパスフィルターと、ウーファー向けのローパスフィルターを別筐体とするバイワイヤリング対応の仕様だ。

 同ブランドでは、2007年にB4Cピュアボロン振動板搭載のスピーカーセットDS-SA1をリリースし、当時国内ブランドのスピーカーセットとしては高額な50万円の価格が設定された最上級モデルが存在した。SA1の販売終了から1年あまりを経て、誕生したのがDS-SA1000である。

 トゥイーターはB4Cプレミアムボロン振動板に改められている。この振動板はSA1で採用されたプラズマ溶射法による製造から、新常圧焼結セラミックス製法へと変わり、音の伝搬速度を実測値で12,700m/sを達成した。加えて、DS-Gシリーズスピーカーで実績のある振動板形状、ドーム&コーンを形成、さらにダイレクターの装着をすることで最高60kHzにおよぶ広帯域再生能力と高エネルギー密度再生能力を獲得したという。なお、新開発ECCT(Eddy Current Cancelling Technology)低歪磁気回路の採用で大幅な音質改善も実現したとしている。

 ウーファーはDS-Gシリーズで21世紀の新素材と好評のNCV(Nano Carbon Velocity)振動板を進化させたNCV-Rコーンを開発、本機で採用している。カップ積層型カーボンナノチューブの採用、その他の樹脂など原料配合の最適化を図り、実測値で6,300m/sの音の伝搬速度を達成したという。背面の構造もDS-G500で導入したソリッドライン構造を本モデル用に見直して採用、ボイスコイル径もG500から拡大している。磁気回路もトゥイーター同様、新規開発のMLCT(Magnet Loop Cancelling Technology)&ECCT低歪み磁気回路を搭載、低音域歪みのエネルギー成分をおよそ10分の1に低減させることに成功したとのこと。アルミダイキャストのメインフレームに新形状の亜鉛ダイキャストDMフレームを背面に組み合わせ、磁気回路の超重量級ヨークを搭載する高剛性かつ低共振を実現している。

 ハイパスおよびローパスの独立フィルターはクロスオーバー周波数2.2kHzの-12dB/oct.の仕様とし、ハイパスフィルターには0dB、-2dB、-4dBのアッテネーターを装備する。

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最終更新:10/12(水) 15:50

Stereo Sound ONLINE