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熊本地震から半年 被災した10代リスナーの今

TOKYO FM+ 10/11(火) 18:30配信

熊本地震から半年。
TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では、最初に地震が起きた4月14日以降、直接熊本へ出向いたり、リスナーに言葉をかけ続けてきました。
10月10日の生放送では、熊本に住むリスナーが今どうしているのか。
パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、直接電話をかけて聞いていきました。

今回電話をかけたのは、17歳、高校3年生の女性リスナーです。彼女は、家族とリビングにいた時に地震が起こり、その大きな揺れにびっくりして動けなかったといいます。自宅に大きな被害はありませんでしたが、震源地近くの益城町に住む祖父母の家は半壊。今でも地震の爪痕が大きく残っており“もうこのままなのではないか”という不安や、“当たり前を当たり前に過ごせる時間を二度と失いたくない”とのメッセージを寄せました。


とーやま校長「ニュースで(地震の)事実を知ったと思うんだけど、そこから改めてどういうものが変わった?」

リスナー「最初は『あー、被災者なんだ』と思いました。それがどんどん現実になっていくのがすごく怖かったです。今でも警報のサイレンの音や、窓ガラスが風で揺れることがすごく怖いです。そんな感じで、昔は怖くなかったものが怖くなりました」

とーやま校長「サイレンや風は毎日生活しているとよくあることだから、精神的にも負担が大きくなってしまったね」

リスナー「はい。大きくなりました」

あしざわ教頭「ちゃんと寝られてる?」

リスナー「地震から1週間ぐらいは、1日に1時間半~2時間ぐらいしか寝れなかったです」

とーやま校長「そういう話は、家族とか友達とかにはしてるの?」

リスナー「寝れない時は、地震の後すぐぐらいから親友とずっと電話をしていました。『早く学校行きたいね』とか『みんな大丈夫かな』とか話していました」

とーやま校長「やっぱり友達って大切だな」

リスナー「はい」

とーやま校長「実際“友達は大切”ってよく口にするし文字でもよく見るけど、でもなかなか実感がないじゃん。だけど、今回地震があったことによって、今まで目に見えなかったところが見えたっていうのは良かったことだよね。ここに気づくことができたというのは、生きていく上で全然違うと思う。友達もそう思ってくれているだろうしね。これはすごく大きいよ!」

リスナー「はい!」

とーやま校長「受験生だよね。試験はいつ?」

リスナー「来月です(笑)」

とーやま校長「勉強頑張ってるの? 将来なりたいものとかあるの?」

リスナー「理学療法士になりたいです」

とーやま校長「どうして?」

リスナー「最初、習いごとで腰を悪くした時にお世話になって、治るのがすごいなって思っていました。その後地震が来て、避難所で活躍したのが理学療法士の方だったという話を聞いて、なることを決めました」

とーやま校長「これから、たくさん助けてあげてな」

リスナー「はい! がんばります」

とーやま校長「何か、伝えたいことある?」

リスナー「支援物資とかたくさん送ってもらって本当に力になったし、たくさん感謝しました。それと、当たり前が一瞬で消えてしまったので、みなさんには毎日をもっと大切に生きてほしいなと思いました」

とーやま校長「ありがとう! 俺たちもそこをしっかり気をつけて生きていくね。受験頑張れよ!」

リスナー「はい!」

最終更新:10/11(火) 18:30

TOKYO FM+