ここから本文です

バフェット氏がトランプ氏を叱る-「13歳だった1944年から毎年」納税

Bloomberg 10/11(火) 9:58配信

米資産家ウォーレン・バフェット氏が、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏について事実確認を行った。

トランプ氏は9日のテレビ討論会で1995年に計上した9桁の赤字を利用し納税義務を軽減したことを認めた上で、これを民主党候補ヒラリー・クリントン氏を支持するバフェット氏のような富裕な著名人の税金対策に結びつけようとした。投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの会長を務めるバフェット氏は10日、これに反論。個人の納税情報を公表しトランプ氏にも同様に明らかにするよう迫った。

バフェット氏は発表文で、トランプ氏は「私の所得税申告書を見ていないが、私は事実を喜んで公表したい。13歳だった1944年から毎年、連邦所得税を支払ってきた」と述べた。この日の発表によると、2015年は調整後の総収入1160万ドル(約12億円)から連邦所得税185万ドルを支払った。実効税率は約16%になる。

トランプ氏は監査中であることを理由に納税申告書の公表を拒んでおり、これにバフェット氏は数カ月にわたって反発。8月にはトランプ氏が申告書の写しを持ってくれば「いつでも、どこででも」会うと話した。10日にも自身の所得について内国歳入庁(IRS)が監査中であるとした上で、「監査中でも私は自分の税金関連情報を公表するのに何の問題もない。トランプ氏だって、そうだろう。少なくとも法的に問題はないはずだ」と主張した。

バフェット氏のこうした発言に関して、トランプ陣営の広報担当者ジェシカ・ディット氏はコメントを控えた。

原題:Buffett Scolds Trump on Taxes, Discloses 2015 Return Data (3)(抜粋)

Lynnley Browning, Noah Buhayar

最終更新:10/11(火) 9:58

Bloomberg