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ゴールドマン:原油減産合意の可能性は高まっている-成功には懐疑的

Bloomberg 10/11(火) 14:55配信

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国が原油生産削減で合意する公算は大きくなっているものの、価格上昇で他の産油国からの供給が増える結果となれば、合意は自滅につながるかもしれない。米銀ゴールドマン・サックス・グループがこうした見方を示した。

ダミアン・クーバリン、ジェフリー・カリー両氏ら同行のアナリストは10日付文書で「サウジアラビアとロシアの最近のコメントは減産の可能性が高まっていることを示唆している」と指摘した。

ただ、リビアやナイジェリア、イラクの生産が増えれば来年に市場が再均衡する可能性は低下する。合意が達成され首尾よく履行されても、OPEC非加盟国が価格上昇に反応するため、価格とファンダメンタルズ(需給関係)の最初の回復力は次第に衰えるとの見方を示した。

ゴールドマンのアナリストらは「減産合意の可能性は高まっているが、2017年の供給の不透明感が強いことを考えれば合意は引き続き時期尚早で、原油価格の持続的な上昇を目指すものならば自滅的かもしれない」と論じた。

原題:Goldman Sees Greater Chances of Oil Accord But Success in Doubt(抜粋)

Sharon Cho, Dan Murtaugh

最終更新:10/11(火) 14:55

Bloomberg