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IEA:石油市場の均衡回復は早まる公算、OPECが合意履行すれば

Bloomberg 10/11(火) 18:09配信

国際エネルギー機関(IEA)は、石油輸出国機構(OPEC)が減産合意を履行した場合、石油市場の需給はこれまで見込まれていたよりも早く来年に均衡を回復しそうだと指摘した。

IEAは11日公表の月報で「われわれの需給見通しは、放任しておいた場合、来年上期を通じて供給過剰の状態が続くことを示唆している」ものの、「OPECが新たな目標を堅持したら、市場の均衡回復は早まり得る」と説明した。IEAは先月、供給過剰が2017年後半も持続するとの見通しを示していた。

IEAはさらに、OPECが8年ぶりの減産で合意したことで14年に採用した自由市場政策を「実質的に放棄した」と指摘。大規模な過剰在庫の圧力に屈し、先月のアルジェ会合での合意でより伝統的な市場管理へと戻ることを表明した。

IEAによれば、OPECの9月産油量は日量3364万バレルで、これまでの最高を記録。リビアとナイジェリア、イランがアルジェ合意の適用外となる見通しで、合意目標を達成するにはサウジアラビアを中心とした他加盟国が「より大きな減産」をする必要があることを示唆する。

原題:IEA Sees Oil Market Rebalancing Faster If OPEC Implements Deal(抜粋)

Angelina Rascouet

最終更新:10/11(火) 18:09

Bloomberg